さくら

大好きなうさぴーへ

こんばんは。寒いね。寒い空気から見たら、私は熱放射する巨大な物体だったりして。なんだか誇らしいね。冬の空気は寒いのが心地よいから冬の空気として生きているのかな。それとも生まれ落ちた時にもうどこのどんな空気になるかは決まっていて、がんばってその温度を好きになろうともがいているのかな。本当はあったかくなりたかった子たちがいるなら、遠慮しないでこっちへおいで。そういう子に限ってもじもじしちゃうのは想像つくけど、もっと近くへおいで。本当に寒いのが好きな子は、離れていてね。突き放しているとかではなくて、それでもちゃんと好きなままだから。

ひとりの部屋で電気毛布にくるまっておひなさまみたいになって抜け出せなくなって、わいわい入るこたつがあったかくって、それで、日本の一年が春に始まるんでよかったな、と思いました。いのちがみんな嬉しそうな季節ってのもあるけれど、いちばん無防備でいられる季節だから。青い空の下でみんな平等に、はつらつと、張り裂ける。それで夏がきて汗を見せたくない人ができて、秋はなんでも深く見えちゃって、それから冬がくるんでよかった。冬はやっぱりね、くっつかないとやってられないから。それだけ近くなるのには、春から冬までの時間が必要です。ほんとうはまだ足りないくらいだけど、ね。

今日のことも書いておきましょうか。
ちょっと偽善みたいなことをしたけれどあれはしてよかった。がんばっていいことしてる感がぬぐわれるといいね、外に出なくなるだけでもいいから。
本当はそんなのがしたいわけじゃなのに、かっこつけてちょっと意地悪になっていました。同じ空間に1人になってやっと気づきました。いじわるな人の半分くらいはかっこつけてるだけだと思います。信じるって最強だから。

2023/01/27 金曜日

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