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もう一つの椅子

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もう一つの椅子について
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#風景

「もう一つの椅子」のこれまでとこれから〜「いる」を「する」場所へ

「人は、究極には存在そのものがその人という表現だ」と私は思っている。私の場合、その表現を「もう一つの椅子」というフレームワークに託しているのだと気がついた。 2014年以降、自分のやりたいを少しづつ体感として試して、かなえて、失敗して、学んで。これまでの様々な出来事や出会いの点と点が、一つのストーリーとして繋がって表現できるような気がしたので、 「もう一つの椅子」のポートフォリオ的な、プレゼン資料を作ってみました。 PCでみると見やすいです。矢印を押しながらプレゼン動か

私から始まる風景〜ZINE『ゆめみるけんり』vol.5寄稿しました

路上観察をベースにした研究のアイデアについてあるとき話していたら、なぜ風景に関心を持つようになったのですかと質問されて、疑問に思った。 いつからわたしは風景を特別なものとして生きているのだろうか? ひとつ思いつくのは、高校生の頃だ。いわゆる渋谷系といわれる音楽や単館上映の映画が好きだったわたしは、土日や学校帰り、生まれ育った千葉から東京の渋谷へ電車で1時間半かけて遊びに行っていた。わたしが高校生の頃は渋谷のセンター街を闊歩するコギャルがメディアでは大ブームで渋谷は怖いイメ