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モノは溢れている

すぐにダメになっても気にならない、ファストアイテムが定着し、世の中には安くて買いやすいものが溢れています。

しかし、リユースで売買されているモノは、値段のつきやすいブランド品や人気アイテムがほとんどです。
例えばノーブランドの洋服や、三流メーカーの家電、どこで買ったかわからないような雑貨などは、売っても二束三文にしかならないので、積極的にリユースされません。しかし、引っ越しや買い直し、サイズアウトなどで、まだまだ使えるものが不要になることは多いです。
メルカリやヤフオク、ジモティなどリユースサービスが盛んになっているとはいえ、売れないモノは捨てられます。なぜそうなるかというと、値段がつかない、または、売値に対しての労力が見合わないのが原因です。

ただ、ジモティに関しては惜しいリユースサービスだと思います。
タダであげれて、タダでもらえるというのがユーザーに浸透していて、タダでもらえるというのが、もらう側がブランドまでこだわらない理由です。これは私も体験して、まさにそう思いました。タダで(もしくは格安で)もらおうというのに、人気メーカーにこだわることはできない、必要に迫られているので人気メーカーが出品されるのを待つことができない、それならモノとして機能していればいいという考えです。
なので、ノーブランドでもリユースができます。
ただ、ジモティに出品する動機の方が問題で、基本的に粗大ゴミや、家電リサイクル法で捨てるのにお金がかかるモノがメインになります。
一着二着の洋服や大きくない雑貨などは、やはり出品に対するコストパフォーマンスが良くないため、出品されずに捨てられることの方が多いです。
そしてメルカリと同様に販売もできるため、値付けをして販売するユーザーもいますし、お店が出品していることもあります。また、ジモティの欠点は相手に対して何かしらのやり取りが必要ということです。直に受け渡す場合は、電話番号などの個人情報や、住所、名前を伝える必要が発生する場合があります。

Chain の今後の実装予定の仕組みでは「あげるだけ」も可能になります。
タダで匿名で出品できます、もらう側とのやり取りは一切発生しません。
そして、いたずらにタダでもらおうとするユーザーには、お得にあげるものが渡りにくい仕組みなので、本当にもらいたいユーザーにあげることができます。

Chain が広まることで、ブランドや人気は関係なく、使えるものを簡単に他の人にあげることができるようになります。


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