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#31 高校生のご褒美
この記事はお金と教育についてに考えています。
テストの点数を買い取る
以前、こんな記事を書きました。
これを実際にやってみたのですが、
イマイチ娘のモチベーションが上がっていません。笑
ご褒美と罰
ご褒美と罰とは、人の行動や思考を規範に沿わせるために用いられる外からの動機づけの手段です。ご褒美は、良い行為をしたら何かプラスの結果を与えるか、マイナスの結果を取り除くことで、その行為を強化することです。罰は、悪い行為をしたら何かマイナスの結果を与えるか、プラスの結果を奪うことで、その行為を抑制することです。
例えば、勉強に関しては、
・ご褒美は、テストで良い点数が取れたらおやつやおもちゃをもらう、先生や親にほめられる、テレビや漫画を見せてもらえるなどです。
・罰は、テストで悪い点数が取れたらおやつやおもちゃを取り上げられる、先生や親にしかられる、テレビや漫画を禁止されるなどです。
高校3年生の娘には何があっているのか?
性格によっても違うのか?
またまた考えていました。
より効果的なのは?
ご褒美と罰のどちらが効果的かというと、実は罰の方がよりアクティブになれるという研究結果があります。
これは、人間は基本的に安心や現状維持を求める傾向があるため、新しいものを得るよりも今持っているものを失わないために圧倒的に行動できるからです。つまり、勉強のやる気を引き出すには、頑張ったらご褒美をあげるよりも、頑張らないと何かを失うという罰を作る方が効果的なのです。
また、罰が有効なのは、人間は失うことに対して強い恐怖や不安を感じるからです。失うことは、心理的にも生理的にもストレスを引き起こします。ストレスは、行動を変えるための動機づけになります。したがって、罰は、行動を変えるための強い刺激になるのです。
なんと!!
罰の方がモチベーションアップの可能性が!!
罰を使う場合の注意点
・罰には一貫性があること。その時々の気分や都合で変動させないこと。
・罰は子どもに公平で妥当なものとして納得され受容されるようなものでなければならないこと。
・罰は行為の「結果」よりも「動機」を重視すること。故意による小さな罪よりも過失による大きな失敗を厳しくとがめないこと。
・罰は他人と比較して言わないこと。本人の実力と比較して評価すること。
・罰は精一杯努力したことではなく、努力の足りなかったことに対してすること。努力と無関係な事柄ではなくてすること。
・罰は外から与えられるだけではなく、子ども自身が自分の行為を自己評価し、自分でコントロールできるように仕向けること。
ほうほう。
子ども自身が【やった感】を得られることが
大事なようですね。
10教科で1万円スタート!
前回とこちら側の負担は変わらないんですが、
チャレンジする側の気持ちが変わりそうですね。
今持っているものを失わないために圧倒的に行動できる
という人間の特性を活用して、
次回のテストはやってみようと思います。
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