こぱりの人、桧山タミ台所展へ行く。
こんにちは、6月に入り雨の日が増えてきましたね。
夏の雨は気持ちがいいですよね。さて
先日、現在も展示期間中の「桧山タミ台所展」に行ってきました。
97歳の料理研究家さん。料理教室の先生としても長く福岡で活躍されていた方で、ここ最近はなんと別の土地で念願のログハウス生活をされているそうです。なんだかこの時点でもう、すごいですよね。
そんな桧山タミさんの展示に行ってきましたよ。
桧山タミさんの台所や棚などがそのまま再現して展示されています。
このほかにも、直筆で納められたレシピノートやタミさんの私物のレシピ本など、実際にお会いしたことのない私でも身近に感じられる展示物が多くとても楽しめました。
タミさんは、仕事として長く料理をされてきた方となるのですが、桧山タミさんの私物や歴史からひしひしと感じる「好き」が印象的でした。
なんというか、仕事のプロフェッショナルの方を取り上げたものにはいつも「ほえええ、ストイックだなぁ」と感じるときが多いです。「みんなストイックなんだろうなぁ、責任とはそういう事なのかぁ。」と。
ところが桧山タミさんの展示の中では、「料理、食が本当に好きなんだなぁ」という事を一番に感じました。なんというか、自分を追い込み過ぎない、張り詰め過ぎた感じがない、という感じでしょうか。「本人が一番楽しそう」という印象ですね。私にとって新鮮な感覚でした。
そのまっすぐな力にたくさんの生徒さんたちや私たちのような人々の心を動かしてくれるのでしょうか。
仕事たるものストイックでなければという事が念頭にならなくてもいいのかもしれない。なんだか勝手に作っていた心の硬い部分がほぐされたような気持になりました。
私物かわいらしいですね。
という事でとっても楽しめました。会場にはもっとたくさんの心が温かくてほぐされて、何かに挑戦したくなるような気持ちになれる展示物があります。桧山タミさんの「桧山タミ料理塾のがんばらないレシピ」も壁に展示してありました。メモや写真に収めて帰られる方がたくさんいました。
私も作ってみようかな。
残りわずかですが、期間中ですよ。
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