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18歳になった長男

息子が誕生日を迎え、18歳になりました。

小さい頃は我が強くて、こうと言ったら自分の意志を曲げなくて、なだめながらその時々をやり過ごしてきた日々が思い出されます。


3歳くらいの頃、久しぶりに会った祖父母との外食。
初めての場所が苦手な彼。
昼食のために入ったレストランでは、入りたくないと入口で泣き、中に入ることが出来ない。
席に着いて座ったままこちらを見ている両親を尻目に、自分の母親としての立ち振る舞いを評価されている気がして、彼の気持ちよりも自分がどう見られているかそんな事を考えていた記憶がある。

今思えば、彼の不安な思いにもっと寄り添ってあげられればよかったと思うけど、なんといっても私も新米ママで、どうしていいかわからなかった。

そういえば、幼稚園選びの時もそうだった。
初めての子だから、いい幼稚園に入れたかった。
だから良いと評判の幼稚園に何ヶ所も見学に行ったけど、正門で「中に入らない」と頑なに拒否された幼稚園もあり、なだめながらなんとか見学した事を思い出す。
いくつも見学し、最終的には自宅から徒歩1分の幼稚園がいいと本人が言ったのでそこに決めた。


写真撮影も苦労した。
七五三や入学などの節目には、スタジオでプロの方に写真を撮ってもらったが、まあ笑わない。
衣装を着せても早く脱ぎたいと、なかなかスムーズにいかず、一緒にいった弟の方が大人しく言うことを聞いて「どっちがお兄ちゃんかわからないね」なんてスタッフの方に言われたり。


今でこそ笑い話だけど、当時は友達の子と比べて落ち込むことも多かった。
両親は離れた場所に住んでるし、夫は仕事が忙しい。私自身もフルタイムで働いて、友達や育児本が自分にとって相談相手だった。
だから、その通りにならない自分の育児に、悪いのは私なんじゃないかと勝手に落ち込み、子供の行動に寛容になれずに、小さな事で注意したり、時には大きな声で怒ることも珍しくなかった。


18歳になった彼は、小さな頃の我の強さはほぼ感じられない。いつも穏やかで、こちらが見習いたい思うほど大人だなと思う。
大人にさせてしまったのかもしれないね。
未熟な母親のもとでこんなに優しく育ってくれて本当にありがとう。
私の息子として産まれてきてくれた事に心から感謝します。理不尽な思いも沢山してきただろうね、我慢するくせをつけさせてしまったかもしれない。でもあなたの笑顔にいつも癒されているんだ。頑張ってるあなたの姿に、たくさん勇気をもらっています。夢中になれるスポーツと出会えて良かったね。
怪我をしないように、心の中で祈る事しか出来ないんだ。少しでも美味しくご飯を食べられるようにもっと料理の腕を磨きたいと思ってるから、家にいる間はたくさん食べておくれ。

本人を目の前にして、率直な気持ちを伝えられない母は、この場を借りて息子への気持ちを話させてもらいました。

今日もありがとうございました。

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