命がけの七夕

昨晩、ラジアンリミテッドフライデーを聴いていました。

北海道についてがトークテーマでした。

ゲストに#北海道のここがえーぞ プロジェクトリーダー 河瀬大作さん

TBWA HAKUHODO 木村充慶さん

DJのやまだひさしさんは北海道出身

3人北海道話が面白くて、思わず夜更かししてしまいました。

その時にも七夕の風習について話してましたが、北海道にしかない子供は命がけの七夕について。

北海道はでっかいどう

なので、私が知ってるのは函館での七夕についてです。

函館の七夕は7月7日。

七夕の前から我が家では、駄菓子屋さん周りをして、大量の駄菓子を準備。

子供である私たちは大きなビニール袋、七夕で利用する浴衣の準備。

七夕の日、学校では

お菓子やろうそく以外はもらってはいけない

自転車ではなく歩くこと

夜遅くまで回らないこと(夜8時くらいですかね….)

と注意書きしたプリントをもらっていた記憶があります。

なんじゃこりゃ?ですよね。

函館では、七夕に子供たちが各家に回って、ろうそくとお菓子をもらうという風習があります。

いわゆるハロウィンのような祭りです。

浴衣のしたには、歩きやすいスニーカーで各家に回って歩きます。

家に入るときは歌を歌います。

たけーにたんざく たなばたまつり

おおいに いわお

ろうそく一本ちょうだいな

こちらの動画で歌を聴いてみてください。

ろうそくをもらうという風習です。

お菓子はサブなんですよね…あくまでもサブポジション…(子供にとってはメイン….)

調べて初めてしったのが、この風習は

青森のねぶた祭りの影響ということです。

一部抜粋です

「青森では昭和初期まで「ネブッタッコ見てくれ」と子どもたちがネブタを見せてまわって歩き、ロウソクを貰いに家々を訪ねる習慣がありました。昔はネブタをロウソクで照らしていたからです。それが、津軽海峡を渡って伝搬・変化して根づいたのが、函館の「ロウソクもらい」だと言われています。」


函館に住んでいるとお菓子を渡されたる、渡すだけの風習でしたが…

私が七夕祭りにろうそくもらいをしていた頃は携帯もなにもない時代。

周ってあるいて、同級生と合うと情報交換します。

・あの家、高いお菓子くれるよ。まだあったよ。

画像1

どこかの社長の家は一番にいき、エコルセをいただいてました。(この緑の包みのお菓子をいだたいたらラッキーな七夕でした)

・あの商店、今忙しいみたいだから少ししてからいった方がいい

・このお菓子、もうなくなったみたい…

ちなみに狙い目は

薬局

でした。

薬局だとお菓子とおもちゃがもらえます。

画像2

※イメージ画像です

ヨーヨーやけん玉なと遊べるおもちゃをいただあたました。時間をおわりのら8時ギリギリにいくと余ったお菓子、おもちゃを大量にもらえたのも思い出です。

周り終わったあと、家に帰って

お菓子とろうそくにわけます。

ろうそくは今はダメですが、当時は停電になったときに重宝しました。あとは花火するとき。

袋いっぱいになったお菓子は、夏休みのお菓子になります。夏休みにお菓子買うとすれば、アイスくらい。他はこの七夕のお菓子で食い繋ぎましたw

「あなたがおとなになったと思う時は?」

って質問されたとき

「七夕でお菓子を渡す側になった時」

と答えたいですね。

ろうそくやお菓子をもらうだけなんですが、

正しい情報共有の必要さを学び

お菓子を渡してくれる人への感謝

それに

普段話さない近所の人との交流をもてる

とても貴重な1日でした。

今は携帯もあるから、もっと発展した七夕になっているのでは?と思います。

北海道でも、他のろうそくもらいがあるというのは、#北海道のここがえーぞ で知りました。

北海道出身といえども、知らないことが多くて多くて….楽しいです。

七夕ピンポイントで来道されるのも、楽しいですよ!私も他の地域のろうそくもらいを見てみたいです!









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