見出し画像

世界名作劇場から生き方について考える①

 本日、ずっと昔とてもお世話になった先輩が亡くなった、と当時の仲間から知らせを受けました。わずか37歳。癌だったという。
この世界は、常にどこかが何かが間違っていて、残酷だと思う。

※ネタバレ注意。自分語り多めです。



SNS発信を始め、世界名作劇場にハマったきっかけ

 いきなり冒頭で暗い書き出しですみません(^-^;💦
しかしながら、生きていたらこれから何度でも普通に誰でも経験することです。

さて、今回の記事のテーマは世界名作劇場と生き方について。
少々自分語り多くなりそうですね!

 私は今から約3年近く前の2021年9月頃に今まで挑戦したことのない全く新しい試み「ネット上で発信をする」ということを始めました。
それまでネットは見る専であり、SNSなどはX(旧Twitter)他Facebookもインスタグラムなども全くといっていいほどやっておらず、特に興味もありませんでした。

 20代後半くらい~あるスポーツ活動を活発にしていて、最盛期には毎週末練習に行き毎月のように合宿や大会出場などしており、今のように絵を毎日のように描くということは全くやっておりませんでした。

ところが、この数年前から何かよくわからない“生きづらさ”のようなものを感じており、それが何かということは自覚が出来ず文章化したり人に話したりもうまく出来ない何かでした。

そこで、「何か自分のよくわからないモヤモヤした何か」を発信するということをしようと思い立って、最初は個人ブログでやろうとしたものの文章がうまくまとめられず、だったらSNS特に気軽に出来そうなX(旧Twitter)なら140文字という短い文章でこれなら何か出来そうかもしれない、
どうせなら”文章化出来ない何か”は絵で表現しよう!と思い立って始めたのが今のSNS活動のはじまりです。


 最初は現在メインの二次創作ではなく一次創作のみで身近な風景や動物の絵なんかを描いていました。

今見返して、こんなの描いてたのか~!っと思い出しました(初投稿でいきなり”一休み”ってなんだよ~ってツッコミどころ満載ですけど💦)
この初投稿の色鉛筆イラストのひよこ、今でも気に入ってたりします。

これはアクリルのコスモス畑、その年見られなかったようで。
現在はほぼ二次創作しかやっていませんが、この時からおそらくやっていることの根本はあまり変わっていません。

絵描きあるあるですが、その時々の心情が絵になる場合が多くあります。
簡単で短い文章とともに絵を投稿するって、公開絵日記みたいなものです。


今度は二次創作「ロミオの青い空」X最新投稿です。

結局趣味でゆるくやってるだけで絵の技術はそこまで上達していませんが………💦これはすごいわかりやすいですね。
冒頭の、先輩が亡くなったという知らせを受けて、それからすぐ描いた絵です。絵柄はキャラクターデザインのさとうよしはる氏のアナログ絵を真似して描こうとしてます。

ロミオの青い空のアルフレドというキャラクターは、若くして無念のうちに親友に看取られながらの死を迎えますが、その想いは仲間に引き継がれていく。直前にロミオと話した内容
「春になったらソノーニョ村に」
「ソノーニョ村はきれいだろうなぁ、でももういかなくちゃ、ならない」
を再現しようとした感じですね。
似たような絵はこの3年弱でいくつも描いています。


一次創作から急に二次創作にハマった理由は、とあるフォロワー様との出会いからでした。その方は現在もうXアカウントを消してしまっていてご紹介出来ないのですが、ちょうど9月15日、主人公ロミオの誕生日絵がきっかけでそれから私が幼い日にロミオの青い空が好きだったことを思い出し。
その方が私がX(旧Twitter)を始めてから、初めてリプライという形でお話した方ですね。

また、それからその方と仲がいいという方とお知りあいになり、その流れでロミオの青い空をとりあえず3話まで見て初めて描いたのが色鉛筆の模写イラスト。

この一枚で最初はもう4時間はかかったかな?一見単純な線に見えて、さとうよしはる先生デザインのキャラってすごい難しいんですよ。
この一枚も模写絵に過ぎませんが結構気に入ってる一枚だったりします。

それから11月に入り、4話視聴以降”作中屈指の大人気キャラクターである”アルフレドにハマり過ぎたんで、専用のアカウントを作ることにしました。
↑のイラスト投稿しているアカウントとは別にです。

それから11月後半には「ロミオの青い空交流会」なるものの存在を知り、当時はコロナ渦真っ只中でありオフでの会ではなくオンライン上で主にX上でイラスト投稿やディスコードで会話するという交流会でして、こちらに当時のフォロワー様数名と初参加しました。

話は全く出来なかったけど(なんとか絞り出して言えたことといえば「少年たちの友情物語がいい」と「アルフレドが好き」だけでした。小学生の方がもっとましな回答出来るってレベルですね💦)
オンラインでしかない会なのに、想像以上に楽しくてですね(⌒∇⌒)

↑ちなみにこちらの参加は先ほどの”アルフレド専用アカウント”を参加当日のみ公開用にして参加でした。この時に今の交流会実行委員メンバーの多くとお知り合いになることが出来ました。

それで、その翌年2022年3~4月にはロミオの青い空のミュージカルがやるということで、こちらも早速鑑賞しに現地に行きました。
当時コロナ渦なのと、劇のとあるシーンがアクションが多くてそれでキャストさんが怪我をされたこともあったりで、全10公演中4公演のみ無事開演出来たものを運よく現地鑑賞出来たのでした。

 といった感じで、X(旧Twitter)での運命的出会いがきっかけで世界名作劇場シリーズの一番最初はロミオの青い空にハマったのでした。
その後もあらいぐまラスカル、ペリーヌ物語、小公子セディ、小公女セーラ、家なき子レミ、愛の若草物語、若草物語ナンとジョー先生、フランダースの犬などを視聴してきています(まだ視聴途中でストップしているものもあります)

そして現在では、基本はやはりロミオの青い空なんですが、「赤毛のアン」と「レ・ミゼラブル少女コゼット」にハマってきています。
この2作品についてはロミオの青い空にハマった当初に近いくらいの勢いで好きな作品になりつつありますね。
原作も同時進行で読み進めている感じです。

もうある程度いい歳になった今、両作品ともテーマが刺さる内容だったりします。それまでどちらも小説や劇で超有名で知らない人はいないくらいの名作なのに、興味を持ったことなかったんですよ。

やはり時代や世代を超えて愛される名作なりの、深い魅力があるということでしょう。



レ・ミゼラブル少女コゼットを視聴して

名作は読んだほうがいいですね!私が中学~高校くらいの頃はあまり物語というのをそこまで読んでいなかった気が………(たぶんお堅い実用書が多かったかな?もともと本自体そこまで読む人ではなかったけど)

現在ハマりつつあるレミゼについては、いきなり冒頭から不幸の連続ですし(原作はジャン・ヴァルジャン視点だけどアニメはコゼット視点の違いはありますが)
コゼットの母ファンテーヌが子連れで職探しに困っているところとか、今も昔も変わらないんだなって思ったりとか。
世間は弱い立場の者には優しくしてくれる人も時にはあるけども、基本冷たいこと多いですよね。
とはいえ、日本はまだ、その辺に物乞いがいたりとか死体が転がっていないだけマシといえるのかもしれないですが。

まだアニメの方(15話まで)しか視聴していませんが、ファンテーヌに関してはとにかくひたすらに不憫というしかないですね。
その娘コゼットの宿屋での扱いも奴隷でしかなくとにかく酷い。
アニメ版ではまだモフモフ大型犬のシュシュと、宿屋の末弟ガヴローシュがいて3人仲良しの癒しシーンも多くなっていて緩和されてるんで見られる感じですね。13話まではあまり見返したくないな~ってくらい宿屋の仕打ちが酷いです。

その後、なんとかして宿屋から脱出出来たコゼットだけども、ジャン・ヴァルジャンとの旅の途中でのやり取りにも、それまでの宿屋の扱いの酷さによる後遺症が多々あって、これ結構リアルだな~って思ったり。

トラウマから夢にうなされるってその渦中というより、ある程度安心した時に出たりするんですよね。
ジャン・ヴァルジャンとのやり取りの中で、それまで優しくされることに慣れていないコゼットが「大丈夫」というのが当たり前になっているというのがなんとも言えない。

だけど、それまでどんだけ酷い境遇だったとしても、その後の出会いによっては人はいくらでも変われるんだと、今はそう思うのです。



「赤毛のアン」は人によっては少々辛い内容かも?と思った

表題どういう意味か分からないって感じですけども、赤毛のアンはアン自体のキャラクター性の魅力によって成り立ってる部分が多い作品かなって思うんですが、このお話どんな方にでもおすすめしたい温かい内容だと思うんですけどもしかしたら見る人によっては少々辛い部分もある内容かもと思いました。

どういう部分がそう思うかというと、アンはアンそのままでマシュウやマリラはじめダイアナその他同級生などにも受け入れられる。
最初こそ赤毛がコンプレックスで気にしているけど、それもそのうち気にならなくなりあくまでアンはアンとして生きられる。

これは所謂”自己肯定感”が低くて、自分自身そのままでは否定されてきた経験が多い人間には少々辛いですよ。
もちろん、赤毛のアンにはそんなことはそう気にならないくらい、アンやマリラとの掛け合いとか、アン自身が次々に起こす問題行動だったりが面白いので楽しく読み進めることが出来ますね。

アニメ版で結構リアルだなって思ったのが、アンがリンドのおばさんに初めて会った時とか、学校へ初めて行くときに到着する直前のこわばった表情。
それまで虐げられてた人あるあるですね。

だけど学校ではダイアナがいて、孤児だったということで何か言われるわけでないし(とはいえフィリップス先生の一件はさすがにひどいですね。さらし者です、先生として一番だめなのでは………💦)

赤毛のアン、レミゼについて語ろうにもまだ全編視聴してなく、小説も序章なので、両作品の語りはこの程度にしときます(^-^;



3年弱の二次創作絵を描いてSNS発信をしてみて気づいたこと

 幸いなことにこのこの3年弱でのSNS発信活動はやってみてよかったしかないですね。その間、少々面倒な例に遭遇したり、私自身も二次創作ルールをいまいち理解してなかったりで失敗もそれこそ数え切れないくらいにしましたが、SNSで何かを発信するということをやってよかった。

 そう思えるのはやはり、「ロミオの青い空」と「ロミオの青い空交流会」との出会いが大きいですね。

今じゃどういうわけか、こちらの交流会の実行委員の端くれになっています

次回のリアル交流会開催は愛知で11月2日(土曜日)です!

 ああ~もしかしたら、発信活動でこう言うのが良くないかも、とはいつも思っています。やたらと宣伝したがり、実行委員です!みたいなリア充ムーブメント。だけど、今後も変わらずいこうと思います。


なぜ私がこう毎日Xでイラスト描いて発信したりとか、交流会活動に比較的熱心なのかって話なんですけど、
私自身はこれでも自己肯定感は低い人間であり、イベント企画側でありながら音声通話含めあまり喋れる人間ではないですし、それでよく周囲の人からは「そういう風では間違っている」とか、
「内気なのはよくない。”努力して”沢山の友達を作らないと」とか
「何を考えているかわからない」などと言われ続け、
家族含め周囲から自分自身そのままで肯定された経験が著しく少ない人間なので(だから自己肯定感が低いのですが)
気軽に発信してるように見えると思いますが、自信はいつもありません。

ですが、こちらの交流会ではこれも有難いことに、任せていただけることもあったりして自分なりに出来ることをやっていこうという次第です。

「私はそのままでいい」

と、こうも言っていただけました。
私はいまだこの交流会活動に自分が関わっていいのかわからず、自己肯定感が低い人間にありがちな「自分なんていないほうがいい」という思考に時々なりがちですが、それでも今はだいぶ安定してきたかな。

よく、交流会とかで
「毎日絵を描き続けられるってすごい」
などと言われることがあったりしますが、自分としては凄いことではないです。二次創作でベースがありますしネタが尽きるってことはまずないです。

本当は毎日SNSなんてやるのはあまりよくないのですが(SNSというのは依存症と隣り合わせですね)
毎日のように絵日記的に絵を描いてその時々の思ったことをアップロードしないと気が済まないってだけなんですよ。

今日も冒頭に戻りますが、お世話になった先輩が亡くなったとの知らせを受けて、これをうまく消化するにはXに絵を描いて一文をつけたり、こうしてだらだらとブログなんて書いたりしてるのが一番いいんです私の場合。

 SNS発信活動する以前のなんかよくわからない「生きづらさ」とか「モヤモヤ感」の正体はおそらく、今まであまり自分の考えとか思いを周囲に伝えてこなかったことによると思いました。
その分、反動により今ほぼ毎日SNSという気軽なツールを使い、上手く消化できない何かを絵や文章にして消化し続けてるってことだと思います。

たぶんこれはまだ当分の間続くでしょう。当分はそれでいいかな!


今度先輩宅に当時の有志の仲間とともにお線香あげに行く予定なんですが、
その時も当時のこととか色々話が出来るといいなぁ。
ここで文章化がある程度出来ているので、多分大丈夫だと思います。

やっぱり当時の仲間とも色々誤解があったりとか、そもそも私があんまり打ち解けようとしてないってのあったんですが、今はもうお互いにいい歳だし精神的に未熟なティーンエージャーではないので話せることもあるだろうと思いたい。


名作劇場とはあまり関係ない話が大半でしたが、本日はこの辺りで失礼いたします。もしお読みくださった方いらっしゃいましたらお付き合いいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?