見出し画像

【自著紹介】「冷徹な貴公子と悪辣な魔女」

【あらすじ】
魔術を学ぶローゼは、姉の身代わりとなってハイゼンベルク子爵家へ嫁ぐことになる。
子爵令息のエアハルトと顔を合わせたその日の夜、子爵家に相応しい資質があるかを確認するためにとローゼは出会ったばかりのエアハルトに純潔を奪われてしまう。
魔術を毛嫌いしているエアハルトとローゼは反発しあうが、互いに歩み寄り、ささやかな交流を積み重ね、少しずつ距離を縮め、打ち解けていく。だが、夜会でローゼと彼女の幼馴染みであり、初恋の相手でもあるドミニクと再会したことでローゼへの愛ゆえに嫉妬に狂ったエアハルトはローゼを強引に組み敷き――。
エアハルトに愛されなくても彼を支えていこうと決意し心を閉ざしてしまうローゼと懸命に彼女の誤解を解こうとするエアハルト。そんな中、ふたりに魔獣退治の命が下ってしまい、過酷な状況下に置かれることになってしまうが……。
望まない結婚から始まった淡く、青い恋。すれ違っていくふたりの辿る運命は……?


私のデビュー作にしてTL小説処女作のこの作品は【身代わり】【すれ違い】がテーマです。

愛する姉とその恋人を守るために望まぬ結婚をする決意をした主人公ローゼが、結婚相手となるエアハルトに反発されつつも徐々に惹かれ合っていくのですが、ある出来事をきっかけにふたりの気持ちはすれ違っていく…という物語です。

デビューのきっかけはある編集さんに声をかけられたことだったのですが、それまでラブシーンを書いたことがなかったので、「もっと声を出させてください」などのリテイクを何度もいただきながら書いたのが思い出です。

もともと少女向けラノベでのデビューを目指していたので、ラブシーンだけでなくアクションシーンも楽しんでいただかなくては!と気合いを入れて魔獣とのバトルシーンも書きました。

主人公が槍を使って戦うので、そのイメージを掴もうとモンハンの操虫棍でイメトレしたのもいい思い出です。

カバーと挿画を担当してくださったのは、乙女ゲームなどでご活躍中のめろ先生です。デビュー作をめろ先生に書いていただけたのは本当に光栄で、今でもひそかな自慢だったりします。表紙も美しいのですが、中の挿画も素敵なんですよ。

【身代わり】【すれ違い】または【めろ先生】にピンと来た方は、ぜひご一読を!

Kindleをはじめとした様々な電子書籍サイトでご購入いただけます。

※大人な読み物ですので、そういったものに耐性があり、好きとキスとその先が読みたい!という方向けのものとご理解ください。



サポートしていただけたら、何か美味しいものを飲んで執筆頑張ります。