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「蟲惑魔のはなし」

メイドのために立ち上げたブログでしたか、いつの間にかあのテーマは見事に環境入りを果たし、多くのプレイヤーに知れ渡るところとなりました。もう今更私ごときが語ることはありません。。

そこで、今後はもう一つ私が気に入っているテーマである【蟲惑魔】について、はなしをしていこうかと思います。

蟲惑魔と聞くと、どちらかというと「ファンテーマ」の印象があるかもしれません。ですが、少なくとも私の中ではそうではなく、環境テーマとも十分に渡り合えるテーマだと思っています。

新規が登場した1/16当日、某非公認に蟲惑魔で参加した時の戦績と構築です。

上記の構築を基に、私の中の蟲惑魔についておはなしします。
なお、この記事を読んでくれる方は既に蟲惑魔に造詣が深く、関連カードのテキストも把握されている前提で執筆していますので、各効果説明等は省きます。需要があれば、後日別途そういう記事も作成します(DMとかでご意見もらえると嬉しいなぁ。。)。

1,メインのはなし

1-1,罠

まずですが、蟲惑魔は落とし穴で戦うというイメージはあまり正確ではないと思います。たまにいろんな落とし穴を入れ込んでいる構築をみかけますが、落とし穴自体は発動タイミングが限られたものが多く、これを武器に戦うのはちょっと難しいです。

蟲惑魔において重視すべきは、発動タイミングを選ばないフリーチェーンの罠でいかにセラを確実に起動させるか、です。

奈落

例えば、落とし穴の代名詞的な存在である「奈落の落とし穴」ですが、これは「1500以上の攻撃力のモンスター」の「召喚時」にしか発動できません。つまり発動できる条件がかなり絞られているということですね。
もし相手が攻撃力1500未満800以上のモンスターを召喚してセラを攻撃してきた場合、罠の発動ができず、セラの効果も使えないまま盤面が崩れることになります。羽根帚を食らおうものなら目も当てられません。

こうした状況を極力避けるため、最低でもセラの効果を発動するために、タイミングを選ばない罠を伏せておきたい訳です。落とし穴は、あくまでトリオンやセラによってデッキから引っ張ってこれるおまけの妨害という程度の認識でいいと思います。

とはいえ、せっかくの蟲惑魔ですので落とし穴は活用したいもの。若干落とし穴に対し否定的なことを書いていますが、その中でも私が必須と考える落とし穴は以下です。

「墓穴ホール」

墓穴

ホール系最強と名高い罠ですね。昨今の対戦において手札・墓地でモンスターの効果が発動されないことはほぼないと思います。それだけ発動できるタイミングが多く、その上2000というまとまったダメージまで取れるので、十分な性能かと思います。
また、個人的に必須と考える理由は、セラからのパラエク、ブリガンによる上振れ展開時に、これがデッキにあればフレシアによりニビルをケアできる点です。蟲惑魔でニビルなんて見る必要あるか?と思われるかもしれませんし、実際遭遇率は低いと思いますが、一度上振れ展開を見せると保険でサイドから投入されることはまぁまぁあります。というか何度か打たれることあります。。
他にも、「アーティファクトの神智」に対するうららを弾ける点など、想定できる活躍シーンはたくさんあります。

勿論、墓地を活用しないPテーマ等相手には一気に腐ることもありますが、とりあえずは採用しておいて損はないかなと。
ちなみにこれは発動無効ではないので、ダメステ時には使用できない点に注意して下さい。オネストやキラートマトの類には打てないということですね(例えで年がバレそう)。

「絶縁の落とし穴」

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あまり認知されていない印象ですが、個人的には必須級だと思ってます。これの活用の仕方としては
①相手ターンにセラの効果で絶縁セット

②返しの自分ターンでセラをリンク召喚

③絶縁発動して全体除去

④セラの下級リクルート発動して展開
となります。つまり、相手に対する妨害のためではなく、返しのターンの除去かつ展開札として必要になる訳です。これがあるだけでライフを取れる早さが変わると思います。

ただし、素引きしていると相手ターン中はほぼ腐ることが多いので、そこが難点ではありますね。。


他の落とし穴については正直好みかと思いますが、やはり発動タイミングができるだけ広いものを優先すべきかとは思います。個人的にはステータスを問わず寝かせて展開を妨害し、かつ場に残すことでγ封じや先述の絶縁を打てるようになる「底なしの落とし穴」は評価が高いですね。

こんな感じで、蟲惑魔はセラと立てて、発動タイミングが広い罠で確実にセラを動かし、返しで絶縁を打って展開する、という流れが理想かなと思っています。

1-2,モンスター

蟲惑魔の下級はそれぞれしっかり役割を持っていて、どれも絶対に不要とはならないのでなかなか割合いが難しいです。それでいて、とりあえず誰でもセラにはなれるので、ニートになる子がないのが有り難いところですね。

ジーナ

新規で登場したジーナについてですが、個人的にはそんなに評価は高くないです。今回フル投入しているのは、使用感を試したいのと、初動のトリオンやランカにγを当てられる等してセラの成立が難しくなった際の保険になればいいなぁぐらいの感覚です。実際、何度かそういう場面に出くわして活躍したことはあったので、やはり意味のある下級ではありますね。

とはいえ、アトラやカズーラもそれぞれ強い場面があるので、今後いい塩梅に調整していきたいところです(個人的にリセだけ強みをあまり感じないので、誰かDM等でこっそり教えてください、、)。

あとは、モンスターというか誘発が少ない問題がありますね。
もともと蟲惑魔は後手に凄く弱いテーマなので、ここはもう割り切って最低限の誘発でいいと判断してます。最初はレベルや属性の親和性から、スカルマイスターや屋敷わらし等も採用していましたが、せっかく得た先攻で展開に一切絡まなかったり、そもそもちょっと誘発当てた程度じゃ意味がない相手が多く、割り切った形です。

じゃぁ後手になったら完全に諦めるのかといえばそうではありません。蟲惑魔には「激流葬」という最強の捲り罠があるので、これでワンチャンつかめることが多々あります。実際、電脳堺戦や幻影戦の後手でこれのおかげで勝てたことが多々あります。激流葬は第二の落とし穴かつ後手捲り札として重宝してますね。

激流


2,EXのはなし

2-1,蟲惑魔EX

クラリア

セラ3フレシア1アロメルス1は個人的に固定かなと。
話題の新規クラリアですが、残念ながらこれも個人的にそこまで評価は高くないです。下級蘇生も自分のエンド時のみと遅めで、落とし穴の再セットも別にそこまで有り難い訳でもないですし。。ただ、素材の緩さや、魔封じで魔法を縛っているところにトリオン蘇生でサイクロンを連打したい時にはあってよかったと感じることもあるので、不採用にはしたくないですね。というか可愛いので採用したい。

2-2,汎用EX

せっかくのレベル4テーマなので、やはりエクシーズが強いですね。おそらくここは人によって好みが出る部分だと思います。

リダン

その中でも個人的に必須と思うのは、リダン、深淵、バグースカあたりでしょうか。特にリダンはブリガン素材の時の頼もしさもさることながら、自分の絶縁や激流葬も回避しつつ戦線を維持できる点が優秀です。

他には、十二ゼウスセットもお勧めしたいです。枠を取ってしまいますが、これがあるだけでいろんな状況に対応できます。

あと、上の構築では不採用ですが、リンクアウスもほしい場面が結構ありました。リンクを伸ばすテーマじゃないので不採用にしていましたが、相手のパンクラを奪ったり、増gを奪ってクラリアの素材にできたりと、トリッキーな動きができます。被破壊時に蟲惑魔下級をサーチできる点もポイント高いです。というか可愛いので採用したい。


取り急ぎ、現状の私の蟲惑魔について書き殴ってみました。
サイドプランも蟲惑魔独自の部分があるのでおはなししてみたいのですが、ここは環境によって流動的なので、また別途とします。

相変わらずの駄文でしたが、ここまで読んで頂き有難うございます。
何かご意見等あれば、TwitterのDMまでご連絡頂ければ幸いです。


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