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Duolingoを2年継続している

大学に入って、ふと思い立って始めたDuolingo(韓国語)を始めてから、そろそろ2年が経ちます。2年やってみての語学スキルと心情の変化を残しておこうかなと思います。特に内容はない上に長いです。一応明記しておきますが、Duolingoの回し者ではありません。

始める前
韓国語自体に初めて触れたのは4.5年前、同時流行っていた韓国のサバイバル番組を見た時でした。そこからK-POPにハマり、毎日YouTubeで推しの動画を見ていました。この時韓国語は全く分からず、見ていたのは基本的に日本語字幕かファンが作った日本語の動画のみ。大学受験の年だったこともあり、韓国語を学ぶ気は1mmもありませんでした。(ハングルの読み方さえわからなかった)しかし、受験勉強の合間を縫って、ずっと動画を見ていたので韓国の人の話し方や感嘆詞はなんとなく掴んでいたような気がします。
大学に入って、第二言語として韓国語を履修しました。週2の授業でとってもゆる〜い先生でした。基本的な文法がわかると、今まで「絶対何回も聞いたことあるけどなんて意味かわからない単語、文章」が意味を持ち出しました。今まで4技能の中でリスニングだけをひたすら行っている状態だったのが文法というシステムを学習したことで一気に韓国語の解像度が上がっていく感覚でした。Youtubeの字幕なしでもなんとなく意味がわかったり、ライブで通訳の方が話し始める前に話の内容がわかることがすごく嬉しくて、語学って楽しいんだ!と初めて感じました。(英語は嫌いではないですが、あくまで試験のための学習の感覚)義務教育の英語も最初にひたすら動画みせたりするのがいいんじゃないかな。今は話す聞く重視の教育になっているのでしょうか。
話すスキルについても定型分をたくさん話して慣れよう!みたいなスタイルで単語の正しい発音よりも文章全体のイントネーションを重視していた先生だったので、気負わず話すことができました。先生のスタイルが私にすごくマッチしていたのだと思います。


Duolingoを始めてから〜1年後
もっと韓国語わかるようになりたい!との思いで始めたDuolingoですが、ざっくりとした感想として、基本的な文法を一通り学んだ人にとっては意味があるアプリだと思います。Duolingoは学習を進めるとステージが進んでいく仕様で連続学習日数や学習で獲得したポイントによるランキング制度があります。1日1レッスンやっても1年で最後のステージまでは行けないので、どんどん上がっていく感覚があるのがよかったです。何度も同じ文章が出てくるのでたくさん文章を読むというよりは定型分を確実に定着させるためのツールだと思います。あるあるの言葉が多いので、推しの言葉の解像度も上がっていき、Duolingo今日の分やらなきゃ!と結構楽しみにしていました。
また、私には連続日数システムがあっていて、1ヶ月継続したらこれを途切れさせたくない!という気持ちで2年継続しています。1年越えたあたりから意地でも続けるぞ!という意志が固くなりました。

続けるとめっちゃ褒めてくれる

1年後〜2年後
このあたりでDuolingoと私に変化が訪れます。
まず、私の趣味がK-POPから日本語アニメに移行し始めました。K-POPも好きではありましたが、毎日動画を見るようなことはなくなりました。そして、2年間取っていた韓国語の講義が終わったことで、日々の生活で韓国語に触れる機会がグッと減ってしまいました。
しかし、その間もDuolingoは続けており、なんと最終ステージをクリア!…したのですが、この辺りが転機でした。
最終ステージをクリアするとDuolingoはデイリーモードに移行します。これがつまんないの!!! 今までどんどんレベルが上がる感覚だったのが突然作業ゲーみたいになってしまい、私のモチベーションは継続日数を絶やさないことだけになりました。しかも、それまで以上に同じ文章しか出てこなくて、流石に覚えた💢とDuolingoに八つ当たりしたくなります。レベル上げて韓国語(推しの言葉)の解像度を上げていくのが楽しいのに最終ステージ終わり!お疲れ様でした!って投げ出さないでくれや。ハイキュー‼︎の研磨の気持ち、めっちゃわかります。


同じところをぐるぐるするデイリーモード
飽きた

どうすればDuolingoを楽しく継続できるのか


では、面白さを見出せなくなったDuolingoをどうすれば楽しいものになるのか
三つ案を考えてみました。

①推しの動画を前より多く見る
つまらなくなった原因の一つにコンテンツの摂取量が減ったこと、解像度が上がらなくなったことがありました。これを解消するために推しの動画をみて、自分なりに字幕を作ってみるのが一つ目の案です。幸い、見たいな〜と思って貯めてる動画はたくさんあるので現実的な案だと思います。ただ、コンテンツを見ることが義務化してしまうのではないかという懸念もあります。場合によっては、韓国語と推し両方に対して「好き」より「義務」が勝ってしまうのではないかと思います。それだけは避けたい。

②別言語を始めて見る
Duolingoの継続日数は別言語のステージでも共通です。(ですよね?)
なので新しく中国語やフランス語など知らない言語を始めてみるというのが二つ目。知らない言語ならレベルが上がっていく感覚を得ることができます。しかし、これも懸念点があります。最初に述べたようにDuolingoは文法を知っている人向けのアプリなので、一から言語を始めるのには向いていないのかなと思います。韓国語は単語の順番が日本語と同じだけど大体の言語は違うし…。
文法がわかるという点で英語はやってみたことがあるのですが、高校での長文読解という学習方法との乖離が大きく、定型文を訳すのあんまり楽しくないな…と思いました。韓国語に対して、動画を見る、ラジオを聴くというリスニングスキルが圧倒的に足りていないのかなと思います。ここを楽しく、面白くコンテンツ視聴ができると、英語バージョンのDuolingoを楽しむことが出来るのでしょう。

③課金する
DuolingoはSuperという課金システムがあります。スピーキングのレッスンが受けられたり、自分の苦手な部分のレッスンが受けられたりします。あと広告がない。ランキングシステムに出てくるチャレンジも無制限で受けることができる等、無料版に比べるとできることがグッと増えます。デイリーモードだと同じ文章ばっかりで飽きた、面白くないといった悩みはこれでかなり解消されるでしょう。単語のレッスンとかも出来るらしい。すごいなSuper。
懸念点は課金額です。Superは1ヶ月1480円、1年プランだと9000円(1ヶ月750円)とそこそこお値段がします。ファミリープランだと5人までで1年13200円でかなりお得なのですが、残念ながらDuolingoをやっている友人はいません泣
2年弱続けてきて、これからも継続したいので、課金するなら1年プランかなと思っているのですが、9000円かあ〜と渋っているのが現状です。たまにセールしてるのでその時に買ってみるか…?と前向きに検討中です。

ということで、2年間のDuolingoの影響と現状の打開策でした。私とみなさんの語学学習が楽しいものでありますように。


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