私のモータリゼーション⑮

2005年頃の話 
仕事で長○市の小○医院の二階の住宅に食洗機の修理で訪問しました。駐車場に車を置いてふと見たところ1960年頃のメグロのスタミナZ7 500が3台も置いて有りました。ナンバーもその当時もので、3台共、車検を取って有りました。ガレージの中には旧車が20台と別の場所に20台位い置いて有りました。院長先生のコレクションでした。話を聞いて見たら日本旧車会の会長をやっていたと言っていました。珍しいのは陸王の1200 キャブトンの350
ハーレーの1200 等でした。Z7のエンジンをかけて見るかと言ったのでお願いしました。エンジンのかけ方はキースイッチを入れて、キックで少しずつピストンを動かしていき上死点にもっていきます。キャブレターのチョークを引いてから、ティクラを2~3回ほど押して、オーバーフローさせてから、キックに全体重をかけるように下ろします。するとエンジンはドドドと動き始めました。チョークをゆっくり戻しアイドリング状態にします。暖気運転が終わったら、クラッチを握って1速に入れてクラッチをゆっくり戻して行くと走り出します。回転を少し上げるとアクセルの左側に点火タイミングを進角させるチョークレバー見たいのが有り、それを引いたり戻したりしてエンジンの回転を調整してやらないと回転は上がりません。どのギアでも進角しないと回転は上がりません。昔の人はバイクを乗るのに大変だったんですね~エライお宝を見せてもらいました。現在はどうなっているのですかね~
陸王の1200は旧陸軍とか警察関係が使用していたみたいです。エンジンはサイドバルブで馬力は28馬力でした。クラッチ坂は単パンなので停止してから出るときはブレーキを弱めにかけて出て行かないとすっ飛んで行くそうです。現在のバイクは7枚有るからそんなに危険は無いですが、昔のバイクは大変だったのですね。4輪車もレーシング仕様の強化スプリングの付いたクラッチ板とプレーシャープレートだと出だしはスゴイですね。
ある日仲間で群馬県の北軽井沢に有る浅間記念館に行って来ました。2輪車の博物館で色々なバイクが展示して有りました。目玉は陸王の750で最終型のサイドバルブからオーバーヘッドバルブなったバイクでした。それから少し経って倒産してしまいました。
この博物館は最初は軽井沢の星野温泉の敷地内に有りましたが北軽井沢の鬼押し出し園の隣に引っ越したのですが、また何処か違う所に引っ越した見たいです。
お祭り仲間の駒○さんのバイクはスズキのT500の2型なんですが駒○さんのが若い時にUSAに旅に出てアルバイトをしながら生活していたそうです。むこうでT500を買って旅をしていたみたいで日本に帰る時にバイクを自宅に送ったそうです。今は不動車です。
お祭り仲間で敬○さんのはカワサキのZZR1100に乗っていました。しばらくしてスズキのGT750を買ったとの事で見せてもらいに出掛けました。水冷2サイクル3気筒750はカッコ良かったです。お祭り仲間の丸○さんもハーレーのスプリンガーを買ったから塩尻のバイク屋さんに取り行ってくれと頼まれ二人で取りに出掛けました。スプリンガーもカッコ良かったです。
青○さんもヤマハのTX750を持っていて乗らないから不動車になっていました。エンジンが動くようにしてくれとの事でレストアしましたが私の車庫も手狭になり返しました。その後15万円で売ったそうです。
私のサービスの仕事で長○県中走っていました。初めの頃は中古のケっ箱で2台乗り潰して中古のタウンエースも乗り潰してから新車でマツダボンゴ2000ジーゼルターボでした。ボンゴのジーゼルが寿命になりボンゴのガソリンになりました。毎月5000kmh走り毎月オイル交換していました。年間6万キロでタイミングベルトも3回目の交換になるので仕事を辞めることになりました。ケっ箱の時代もあったのでこの仕事で96万キロも走った事になりました。車の免許を取ってからだと100万キロ越えると思います。悪運が強いのか事故も起こさないでやって来ました。感謝です。

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