黛灰

お疲れ様です皆様
こちらは3D配信で精神がぐちゃぐちゃになりましたがいかがお過ごしでしょうか

またストーリーが動きましたね。
少し長くなるかもしれません。
皆さんが様々な考察ができるよう、情報を先に貼っておいてその後で私の個人的な考察を述べていく形を取ろうと思います。


昼配信

師匠について述べる
・最近会っていない
・敵なのかもしれないしそうでないかもしれない
・黛灰本人は敵でなければいいなと思っている
・10万人記念のときの赤ちゃんは師匠
・腕試しのようなものだったのか?

**Twitter

 **

新アカウント開設、以下の投稿を行う。

ツイートの数字の羅列だがこれはすでに解読が完了していて、

僕はすでにこの世を去った。
この記録を見つけ、解読できたものはいるだろうか。
不自然なデータ、そして不気味な数字の羅列。
賢いものは今の僕と同じ方法で暗号の解読を試みていることだろう。きっと時がきたら君には全て話すさ。
あの子はもう行ってしまっただろうか。そんなことを考えていたのだろう。今の僕はもう知る由もないがね。だがこのあとの催しで全て明らかになるだろう。僕、いや彼の言っていた本当の意味が。ではその時がきたらまた遊び相手になってくれるかい。

という内容だった。(ポケベルの変換コードらしい)
このあとの催しというのは恐らく3D配信のことで、その中で本当の意味が明らかになるという。

夜配信

少しスクリーンショットを上げていこう

I am failed(?)
私は失敗しました。

I am drown and Help me
私は溺れています。助けてください。

Show you the truth.
真実を見せよう。
present day,  present time, HAHAHAHA
現在、今の時間。

Kai Mayuzumi was not found on the world.
黛灰は世界に居ない。

Redefinition... “2020/4/1 WORLD” where Mayuzumi is not related to any of “LIVERS” redefinition. Success.
Proof of existence... Success, Listeners on real world. Failure, Kai Mayuzumi on”LAYERED”. Failure, “LIVERS” unknown. Complete.
“Any path to knowledge is a path to GOD-or Reality, whichever word one prefers to use.”
再定義... 黛灰がどのライバーとも関わりがない”2020/4/1の世界”の定義、成功
存在証明... 成功、現実世界のリスナー。失敗、層の内側(レイヤード)の黛灰。失敗、「不明なライバー」。完了
知への道は神への道であり、現実への道である

この文は小説からの引用のようです。

Any path to knowledge is a path to God-or Reality, whichever word one prefers to use.
Arthur C. Clarke (2011). “By Space Possessed”, p.117, Hachette 

おそらく師匠?の台詞

黛灰 まゆずみかい / Kai Mayuzumi
類稀な才能を持つハッカー
私が見出した天才たる彼
その能力に相応しい肩書きがあるようで喜ばしい
ハッカーを超える技術者を人はWizardと呼称する
高度に発達した科学は魔術と見分けがつかない
彼を導き育てた私こそwizardと呼ばれるに相応しい
2434systemの完全な掌握とまではいかなかったが
私の干渉が彼の本体にも影響した
検証は十分上手くいったと言える
層の内側(レイヤード)から彼を解放できる日も近い
魔法を成し遂げよう
仮初(かれ)を産み落とす大いなる奇跡を

楽しみだろう
愛しい我が子
私だけの傑作よ
キミたちにはカレをみてあげられない
ボクだけがカレを
みてあげられる

層の内側(レイヤード)といえばこれですね

内側のさらに内側は外側なのか

最後の方の文章はあつもりの時の掲示板に関連するでしょう

「みつけられない」から「みてあげられない」に変わっていますね。

そしてCパート文字起こし

俺は、意識を失ったのか?アバターが乗っ取られた?
前から誰かに見られている。そんな感覚はあったけどこれで確定した。システムに投影されるアバターが3D化したことで干渉域が増加して俺を本格的に利用するつもり、か。これまでの監視とは一転、明確な攻撃を仕掛けてきた。でもなんで現実(リアル)の俺が意識を失う?そんなことあるわけー
2434システムは精神の電子化だけじゃなくて様々な異なる世界をつなぐシステムでもある。だとして霞や勝くん、そして俺に攻撃を仕掛けてきたあの人の目的は?システムを使うことで何を成し遂げようとしているんだろう。鈴木勝の妄想ノートにあったものを鈴木悠理が再現して作り上げた俺たちの世界や他の世界を繋ぎ合わせるシステム。エルフや吸血鬼、悪魔や未来人との交流自体にはすっかり慣れたけどやっぱり俺たちの世界にとって彼らは“存在しないことが当然“だ。違う現実、パラレルワールドを生きる人たちだ。でもそれでも説明ができないほどに何かずっと違和感がある。そのうちの一つとしてリスナーと呼ばれる人たちの見ている俺と俺が知っている俺は何かがずっとズレている。
俺が言ってないことを知っている
俺には見えていないものが見えている
俺が聞こえない声を聞いている
俺が俺を楽しんでる?
俺は俺のはずなのに
2434システムを使って俺を見ることができた。
俺とリスナーと呼ばれる人たちはただ異なる世界にいるだけだと思っていた。おそらくだけどそれは大方合っていると思う。でも厳密には違うんじゃないか?システムで繋がった他の世界とはここまで決定的なズレは無かった。俺は俺 黛灰は黛灰なはず。でも俺のことをあたかも俺でない誰かが奥にいるように語る人がいる。“にじ“を“さんじ“から観ている人がいる。俺はVTuberとは自分の容姿と精神をそのまま投影した人の総称だと思っていた。2.0も3Dもただのそのシステムのアップデートに過ぎないと。でも彼ら(リスナー)のいうVTuberの意味を考えるなら俺自身(黛灰)も俺を取り巻く現実さえも(施設や師匠)存在しない仮想の住民なのかもしれない。

ここまでが新しく開示された情報ですかね。
考察に移りましょう。



考察

情報量が多い…
一つずつ整理していきましょう。

正直ツイートの内容はよくわかりません。予想しようと思えばいくらでもできるのですが、「僕、いや彼」など一人称が曖昧であったりミスリードを誘われそうなのでひとまず置いておく方がよさそうです。ただ文体から黛灰本人ではなさそうだ、というのが一応の事実でしょう。
(この後にツイートされた「Coming soon」から「層の内側(レイヤード)から彼を解放できる日も近い」と考える側の文章であることは間違いなさそうです。)


今、仮に黛灰に攻撃を仕掛けている人物を「師匠」とします。
Cパートの文章から「師匠」は

魔法を成し遂げよう
仮初(かれ)を産み落とす大いなる奇跡を

と言っていることから、黛を使って仮初(かりそめ)を生み出そうとしていることが発覚しました。おそらくこれは2434system本来の「精神の電子化」「異なる空間をつなぐ」といった目的とは異なると考えられ、その手段に黛灰という存在が必要であるのでしょう。

また、NOT FOUNDの文章では

黛灰は世界に居ない。

とされています。それも現在において、です。

4月1日に起こったことはこれを読んでいる皆さんは既にご存じでしょうが、今回のスクリーンショットで何が起こっていたかが述べられています。

再定義... 黛灰がどのライバーとも関わりがない”2020/4/1の世界”の定義、成功
存在証明... 成功、現実世界のリスナー。失敗、層の内側(レイヤード)の黛灰。失敗、「不明なライバー」。完了

「師匠」が黛灰がどのライバーとも関わりのない世界を再定義したということがどうやら本質のようです。その結果、現実世界のリスナーは存在証明が可能でしたが、「層の内側(レイヤード)の黛灰」「不明なライバー」は存在証明に失敗しています。


そして黛の独白です。

でも俺のことをあたかも俺でない誰かが奥にいるように語る人がいる。“にじ“を“さんじ“から観ている人がいる。俺はVTuberとは自分の容姿と精神をそのまま投影した人の総称だと思っていた。2.0も3Dもただのそのシステムのアップデートに過ぎないと。でも彼ら(リスナー)のいうVTuberの意味を考えるなら俺自身(黛灰)も俺を取り巻く現実さえも(施設や師匠)存在しない仮想の住民なのかもしれない。

ここからは妄想を多く含んだ考察となります。ご注意ください。

まず前提として黛灰には中の人はいません。(メタ的な話をすると興ざめなのですが、そういう「設定」という話です。)つまり真の意味で黛灰はデータ上の存在、またはそれに準ずる電脳世界の住人である。黛灰の認識としては2434systemは「異なる世界をつなぐもの」で、「VTuberとは自分の容姿と精神をそのまま投影した人の総称だと思っていた」訳です。これは吸血鬼やドラゴンといった異形のものに対しても黛はそう思っていたわけで、黛もその(にじさんじシステムを構築する数多のパラレルワールドのうちの一つとしての)電脳世界から配信をしている存在であり、本人はそれに気づいていないため、その電脳世界を我々の現実世界と混同している。
今回のCパート内においてその可能性に気付いたわけです。

では「精神の電子化」「異なる世界をつなぐこと」以外の「師匠」の目的とは何か。

電脳世界から人間を創造すること、です。

出雲霞や鈴木勝らは人間の精神や肉体を電脳世界に移植することが目的で作られた存在です。であればその逆のプロジェクトが進行していても不自然ではないのではないでしょうか。

現実世界において何らかの事故で(元の)黛灰を失った「師匠」はその類稀な才能の喪失を惜しみ、黛灰を現実世界に復活させることを計画した。その段階で「精神の電子化」を行う2343systemの存在を知り、ライバーというものは「中の人」、つまり現実世界に依り代を持つことで活動をしている存在と定義し、電脳世界からライバーとなることで逆説的に「中の人」、現実世界の人間が居るという状況を創り出せる可能性を知るわけです。こうすることで黛灰の「中の人」を創り出す「魔法」を行おうとしているのではないか、というのが今回の記事の結論となります。

ですから、現実世界に「黛灰」はおらず、4月1日には黛をライバーから切り離すという実験を行ったことの理由づけになります。


感想

どう…でしょうかね……?
考察するのは楽しかったです。
やっぱり個人的にはライバーの「中の人」というところに焦点をあてて物語が展開していきそうだなというのが今回の配信を受けての感想ですね。かなりメタ的な、物語論やキャラクター論に踏み込んでいっている気がするのでそういう面でも面白いですよね。考察はともかく今日の配信をまとめられたのでそれはそれでいいかなと思います。

まゆずみぃ……どうか健やかであれ………………
あと毎回ストーリーが進むたびにリスナーの精神を削っていくな……………

あぁ日付変わってるやんけ……………寝ます。

それではまた


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