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「ふつう」に憧れる私が好きになる男は「ふつう」ではなかった

昨日、帽子さんの記事を読み、コメントをしてから、
私にとって「ふつう」とは…

はて?

昔は、というかここ最近まで、私は「ふつう」が好きな人間だった。

「ふつう」に憧れを持つ人間だった。

大勢の人と同じ行動を望み、はみ出す事を嫌がって生きてきた。

気になることはいつも、世間体。
他人にどう思われるのか?これが、気になって仕方がなかった。

自分自身はこんなにも「ふつう」になりたがるのに…
みんなの「ふつう」に合わせる生き方が楽なのに…

幼少期から私が選ぶ男は「ふつう」ではなかった。

「ふつう」ではない男に憧れを持っていた。

私が好きになる男子は、共通して女子からはモテないタイプだった。

当然、人気者の男子というのは、カッコよくて、スポーツが出来て、足が速くて…みたいな。

そんなタイプが女子の人気者だった。

一方で、私はセンターよりも、むしろすみっコの…
女子の誰からも目に止まらない様なタイプが好きだった。

でも、私は知っている。
私だけは知っていた。

コイツは、おもしろい。
コイツには、芯がある。
ブレない。周りに流されない。自分を持っている。
むしろ、持ちすぎていた。

目立つ存在ではないけども、先生が喋っていると小声でボソボソ、無表情で絶妙なツッコミを入れていた。

女子から人気者の男子は、見た目はカッコよくて派手さもある。おもしろくて、頭がよくて、爽やかさがあると更にポイントが高い!

でもね~、私が目をつけていたすみっコタイプの男もすごいんだぞー!
派手さはないし、見た目もダサい。もちろん全くモテてはいなかったが、先生の意見なんかに屈しないぞ!

自分の思うことを、ハッキリと口に出す男だ。

当然、先生に殴られて鼻血ブー。

昭和の先生って、まぢで怖いからね笑

まぁ、とにかく私は、昔っから女友達には、男の趣味が「変わっている」とか「おかしい」と、言われ続けてきた。

ただ言っておくが、男友達からは、「ちゃぼはちの目のつけどころはさすがだ!」と言われたことがある。

とにかくだ。

趣味が変わっていたお陰で、女の子友達とは、好きな人がかぶる事なく平和に学生生活を終えることができた。

どんな仲ええ友達でも、好きな人がかぶる瞬間と言うのは、かなりの修羅場になる。

これは、あるあるではないのだろうか?

何人かの友達の好きな男子がかぶり、凄まじい戦いぶりをそばで見てきたからわかる。

あ〜はなりたくない…
そう思いながら学生時代を過ごしてきた。



それでは、この話の結論に入っていこうと思う。

私はとても「ふつう」にこだわりを持って生きてきた。
でも、好きになる男は「ふつう」ではなかった。

もちろん、最終的に選んだ夫も、「ふつう」ではないのかもしれない。

でも、私はそれがおもしろい!と思える人間なのだ。

今息子の歩んでいる道は「ふつう」とは、違うことが多い。
こんなに、周りと違う「ふつう」ではない男が好きなのに、不登校という「ふつう」でない道を楽しむのには、かなり苦戦をしている。

はて🤔
なんでなんだろう?

子どもの教育に関しては、まだまだ「ふつう」を求めているんだろうか?

どうにか楽しむ方法はないのだろうか?

周りと違う、オリジナルな道を歩む息子をもっとおもしろがるにはどうすればいいんだろうか?

きっとこの不登校息子との生活を、心の底から楽しめる自分になれた時に、私はかなりの成長をしているだろう。

同じ様な悩みを抱える誰かに寄り添えるような、励ませれるような人になれる気もする。

「ふつう」じゃない道も、案外楽しいよね〜と心の底から言える私に、早くなりたいのだ。


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