苦しみは、すぐに解決しようと思うからしんどい
最近の若者は、まじめでいい子が増えていると、新聞で読んだ。
部活に熱心な生徒が増え、遅刻や校則違反をするような生徒が減少しているとか。
進路を決める時も、親や教師の意見を十分聞くような傾向も強くなっているようだ。
そんな、「まじめ化」が進んでいるようだ。
そういう私も、昔から、まじめでいい子だった。反抗期なんかもそれ程ないし、先生や親が言う通りに、はみ出さないように生きてきた。
自分の意志なんかより、人からこっちの方が、無難だよと言われる道を選択する方が、苦労が少ないと思っていた。
当然、お母さんになっても、まじめでふつうのお母さんとして子育てをしていこうと思っていた。
なにか悩みごとがあると、どこかに答えはないか?と本を読みあさる日々だった。
が、ふつうの育児本なんかじゃ〜通用しないような凸凹子育てに突入した。
特に不登校になってからなんて、かなり本を読んだ気がする。
答えをくれー!
頼むから、早くこのしんどさから解放させておくれー!
成功しているような、上手く不登校を乗り越えている方の子育て本から、答えを探し求めていた。
が、なかなか思うようにいかない。
はて?
どうしたもんだろうか?
事件は会議室で起きているんじゃない!
現場で起きてるんだ!
私の中の織田裕二がそう叫んでいる
踊る大捜査線の青島の名セリフだ。
本や勉強会に参加して、答えを見つけようとしてきた!でも、参考にはなるけど、明確な答えなんかはない!
とにかく、事件(困りごと)は、現場(家庭)で起きている!
解決するとしたら、現場(家庭)をよく知る人間じゃないのか?
家庭での息子をよく知る人間とは…
それって、アッシのことですよね?
本には、色んなヒントはあるけども、解決する明確な答えなんてもんはない。数学じゃないんだから、答えは1つじゃないんだ。
だからこそ、苦しいんだよな〜。
でもね、すぐに解決できるような問題じゃない!と割り切ってから、明確な答えを追い求めるのをやめた。
本を読みすぎるのもやめた。
私は今、自分の感情と、日々の息子と向き合うことを大切にしている。
答えがあるとしたら、きっとここだ。
外に出て行けれない息子が、今日は何に楽しんでるのか?に注目する。
昨日は、あらゆるNetflixに没頭していた。見尽くして飽きては、また新しいアニメを探し求めていた笑
これだけ息子が引きこもれるのは、アニメの力も大きいな。そんな素晴らしいアニメを作れる人達に、ほんとリスペクト!
悩みをどうにかして早く解決したい!という思いにこだわりすぎると、しんどくなる。
今ある状況をまずは、楽しんでみようと心がけてから、最近凄く穏やかだ。
悩みや苦しみを早く解決したいのは、もちろんだ。
でも、なかなか解決しない悩みと、共存する生き方も悪くはない。
苦しい時にでも、楽しめる力、おもしろがる力を修行中の私。
だからなのかな?
息子が不登校になってから、私のお笑い力は確実に上がっている気がする。
きっと、まじめ過ぎるとしんどいから、常にふざけた発想ばかりで生きているせいだろう。
悩みが大きければ大きいほど、ふざけて生きるしかないのだ。
高田純次のように、テキトーなようで深い人間が目標だ笑
そんな感じで、私には苦しみや悩み事がいつもある。
でも、それでいいのだ。悩み事がある私できっといい。早く解決することだけが全てではない。
私の記事なんかを、若者が読むことなんてないのかもしれない。
でもね、ほんっと世の中予測不可能なことが起きるからね。まじめもいいけどね。まじめだけでは、乗り越えられないこともあるからね。
情報はあふれ返ってるし、色んな答えがあるかもしんないけどね。答えを求めすぎないでね。
とりあえず、若いんだから
どんどん、好きなようにやっちゃいな。
おもしろがっちゃいな。
↑はて?誰が読むんだろう。
うっせーババアだな…と思われること、間違いない笑
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