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ソーシャルトレードは$100からでも参加可能ですが。。。

少ない証拠金でスタートする場合には、特に資金管理に注意する必要があります。
FXにおける資金管理では、有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率は、取引を行う際に重要な概念です。


1. 有効証拠金

有効証拠金とは、現在利用可能な証拠金の額のことです。具体的には、以下の項目の合計額となります。

  • 取引口座の残高

  • 未決済の損益

  • スワップ

  • その他の手数料

有効証拠金は、新しいポジションを新規に注文できるかどうかを判断する指標となります。

2. 必要証拠金

必要証拠金とは、新規ポジションを1枚注文するために必要な証拠金の額のことです。これは、通貨ペア取引量レバレッジによって決まります。

  • 通貨ペア: 取引する通貨ペアによって、必要証拠金は異なります。一般的に、金利の高い通貨ペアほど必要証拠金が高くなります。

  • 取引量: 取引量が多いほど、必要証拠金も多くなります。

  • レバレッジ: レバレッジが高いほど、必要証拠金は少なく済みます。ただし、レバレッジが高いほど、損失も大きくなるので注意が必要です。

3. 余剰証拠金

余剰証拠金とは、有効証拠金から必要証拠金を差し引いた額のことです。つまり、新規ポジションを追加注文できる余裕を表します。

余剰証拠金 = 有効証拠金 - 必要証拠金

4. 証拠金維持率

証拠金維持率とは、有効証拠金がどの程度必要証拠金をカバーしているかを示す指標です。以下の式で計算できます。

証拠金維持率 = (有効証拠金 / 必要証拠金) × 100

証拠金維持率がそれぞれの証券会社が定めた%を下回ると、強制ロスカットと呼ばれる自動決済が行われる可能性があります。
強制ロスカットは、口座の資金を保護するために設けられている制度ですが、損失が膨らむ原因となるので注意が必要です。
証拠金維持率は、証券会社によって100%~20%と、かなりの違いがあります。
ちなみに、ソーシャルトレードをしている Ultima Markets は、20%を切ると強制ロスカットされます。

証拠金維持率を高く保つためには、以下の点に注意しましょう。

  • 必要以上に多くのポジションを取らない

  • レバレッジを上げすぎない

  • 利益が出たら証拠金として追加する

5. まとめ

FX取引において、証拠金は資金管理の重要な要素です。有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率の意味とを理解し、適切な資金管理を心がけましょう。


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