あ〜西新宿か。うめぇ長崎ちゃんぽん食べたいね@中華料理まるしん
無性に長崎ちゃんぽんを欲する瞬間、ありませんか?
そして人はおもむろに黄色い文字の看板を探す。そうリンガーハット。安定の味。安くて美味い。いつでも僕らを裏切らない長崎ちゃんぽん。庶民の味方リンガーハット。
なんですが、たまにはリンガーハット以外の長崎ちゃんぽんをご賞味ください!
西新宿の長崎ちゃんぽんといえば、知る人ぞ知る中華料理屋のまるしんさんです。こちらは1970年創業という町中華の老舗。西新宿オフィスワーカーの味方。鉄板の味。
場所は、西新宿駅E8出口(東京医科大学病院と逆側)を出て、セブンイレブンとナチュラルローソンの間の通りを北に1分。青梅街道からは外れて、少し中程にはいった場所です。
この界隈、特に小滝橋通り沿いはラーメン激戦区ですが、麺の口になっているようであれば、長崎ちゃんぽんでもいけるんちゃう? 小滝橋通りから少し中に入ってみましょう。
オフィス街に隣接した飲食店の多いエリアですので、ランチタイムはオフィスワーカーたちでごった返します。
リンガーハットは黄色い文字ですが、まるしんは黄色い背景の看板。こちらを目指しましょう。西新宿駅から北上すると左手にあります。新宿駅や新宿西口駅からも小滝橋通りを北上してから、途中で西に向かうイメージ。この説明はわかりづらいか……。
けっしてこぎれいとはいえませんが、「町中華だなぁ、うん」といった門構えがそそります。
店内は結構広く、座席はざっと30席ほど。ただ、平日のランチタイム(12−13時)はほぼ満席状態が続きますし数名程度の並びは常時ありますので、お時間がない方は15分程度前後にずらして訪問されることをお勧めします。なお、写真は平日夕方で店内にはほかに二組ほどの客のみでした。
店員さんは年配の男性ふたり、女性ひとりの三名体制。
長崎ちゃんぽん、皿うどん単品が880円、半チャーハンとのセットで1160円といった価格。20年ほど前から度々通っていますが、実は皿うどんは未経験。
スープはとろみがあってとてもまろやか。味はかなり抑えめなので、塩分が気になる方でも安心して食べられます。とにかく優しいお味。ひとくちスープを口に含むと、ママに優しく抱きしめられているような気持ちになったとかならなかったとか。おかあさーん!
具材は、えび、あさり、もやし、たこ、にんじん、キャベツ、青菜、かまぼこなど。魚介とお野菜をふんだんに胃袋におさめられます。
麺は少し弾力がありつつ、つるっと喉をとおります。一杯のボリュームも十分。
派手な特徴のあるちゃんぽん麺ではありませんが安心して食べられる優しいちゃんぽん麺。
西新宿にお寄りの際は、いや新宿にきたなら、ぜひ一度どうぞ。
ちなみにセットで注文した半チャーハンは、結構しょっぱめでした。ちゃんぽんだけで満足感、満腹感あるし、少食な僕は単品で良かったかも。