匿名チャット、匿名掲示板の面白さ

2002年から携わり始めた、ネット上の匿名コミュニティ。

当時はまだSNS的なものはなかったのかな。

匿名で、いろんな人とコミュニケーションできる。自分は仕事でやってたわけだけど、プライベートでも、当時のまだ携帯ホームページサービスだった魔法のiらんどとかで、大学のサークルのホームページ作ってたりもしていた。

パケ死って言葉が流行っていた頃(もう死語ですね……)リアルに月5万以上の支払い請求を数ヶ月連続でされて、パソコンを買ったのを覚えている。が、まだその時はタイピングはほぼ出来ない状態。仕送りなし、奨学金のみで東京で一人暮らししてる大学生にその請求はもはや死亡宣告……。時期を覚えていないけど、その後ぐらいからは、バンドの公式HPもYahooさんのジオシティーズとかで作ってたけど。

仕事というかバイトだけど、投稿監視の合間に、悪い言葉を使うとサクラ的な感じで、一般のユーザーさんとおしゃべりしているうちに、どんどんのめり込んでいった。

こんな世界があるんだなぁって。

その後もいろんなネットコミュニケーションサービスに携わった。

その流れで、多少のプログラミングなども覚えたし、ユーザーサポート的なこともしたし、企画や、開発のディレクション、運営全般も任されるようになった。会社は色々あって、いくつか変わった。

そんなこんなで今に至っているわけだけど、仕事関係なく、ウェブやアプリ関係なく、ゲーム系とかでのコミュニティにも参加するようになった。リーダー的な存在?もなんどかやった。今もやってるけど。

ネット経由で実際にネットでしか知らない人と会うって、結構勇気がいるものだけど、結局コミュニケーションの密度次第。長年話しているやつであれば、それがネットだろうと、音声通話であろうと、リアルであろうと、関係性にはなんの代わりもない。

とはいえ、ネットのテキストチャットや音声だけからのリアル対面はちょっと恥ずかしいし、ハンドルネームで呼びあうところは、最初はやっぱりだいぶ恥ずかしいのだけど。まあ、僕はリアル友達からも大体チャベさんか、メインの仕事の方のあだ名だったりするので慣れたけど。

本来繋がるはずのない人と人とのつながりを、インターネット、ネットコミュニティというところで実現できるのは凄いこと。

SNSと違って、本名や普段の生活まで見られている状態でないところも、匿名コミュニティの面白さでもあるのよね。

そういうのを知らない人は怖さしかないのかもしれないけど、SNSもリアルに知ってる人以外は、ぶっちゃけ、顔は見せているけど知らない人とほぼ同じだし。

といって、チャベリは出会うことは推奨していません。あくまで自己責任。昔は禁止していたし、今でも、出会い目的の利用は禁止しています。

マッチングアプリ的なものとも違う趣旨で運営しているので。

この匿名でのコミュニケーション文化がどこまで続くのか、わからないけど、見てみようじゃないか。

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