ふゆくさの 36 chami 2015年1月24日 13:37 寒さをも恃みにしたき夕なればあかぎれの手を握りしめ行く人はあれど人間の無きくるしさを如何に伝えんあの柔き目にリセットを押せど剥がれぬ記憶にて言葉を解さぬものになりたし後先もなく逃げ出せるあの部屋の蛍光灯の頸の白さよふゆくさの青かなしみて土のうえ私にもまだ陽は当たるらしだれのこともうらまないただあのばしょでこころがかたくなるのがこわい #短歌 ダウンロード copy #短歌 36 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート