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外付けモニタへ表示できない問題が、 BIOSを更新して治った話です

過去に経験がなかった事例なので、備忘録がてら記事にしたいと思います。

早朝、ユーザより外付けモニタに表示できなくなったと連絡がありました。
過去の類似事例のほとんどが「電源ケーブルが抜けている」「ディスプレイ用ケーブルの断線」が原因したので、ユーザの環境を確認し適合するケーブルをもってユーザの席まで行きました。

ディスプレイの電源は入っており「No Cable」のメッセージが出てましたので、電源の疑いは晴れました。ケーブルを交換しても、問題が解決しなかったので、問題の切り分けが必要となりました。

この時点でPC側の故障と判断したのですが、PCを利用中のユーザの納得が必要だったので、他のPCを接続し問題なく表示できる事を確認頂きました。
ダメ押しでOS側で認識さえていない事も確認を頂きました。

デバイスマネージャー側でモニターの接続状況は確認できます。
(LaptopPCにディスプレイを接続した例です)

PC作業を諦めてもらい、ユーザのPCを他のディスプレイに繋げても表示できないので、PC側の故障が確定しました。幸い保守があったので、メーカへ交換を依頼しました。

メーカーサポートより、「BIOS」の更新を試して欲しいと言われました。
初期から表示できないのであれば納得する部分もあるのですが、ソフトの要因で本症状が発生するのか懐疑的でした。結果は、最新版へ更新を実施するとピタリと症状が止まり、問題なく表示されました。

とりあえず、やって問題がないものは試してみるものですね。
また一つ教訓が増えました。

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