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異性【前編】

3933です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
折角noteに登録したので、ブログには書かないような内容をもう少し書きたい、という気持ちがあり、筆を執っています。

事前にTwitterで『会社の金で旅行に行った話【1日目】』か『自分とVtuber、現代におけるオタクと絵畜生の適切な距離感』か『女が怖い。自己肯定感とタルパの話』の3つ、どの記事がいいですか?と聞いた所、半数の方が3番目のお話をご所望だったので、こちらの記事をしたためております。

前置き

今回は、四捨五入すれば10年も自分の行動を縛っていた女性の話をします。
日頃から自分と会話をする機会がある方は、なんとなく断片的な話を聞いたであろう話。
または異性の話題になった時に、自分が言葉を濁しがちな様を疑問に思っていた人に向ける話。
あの女性を自分の人生とは関係のない人間だと思えて、自分がようやくライフステージを上げる準備ができた話。
そういうお話です。

内容としては全然面白くないと思うのですが、人の数だけ人生があって、人の数だけ思考があって、素知らぬ顔してる隣の人も見えない所で色々あるんだな、という事に対して興味を感じる人だけが読めばいいと思います。
自分の気持ちの整理という面が大きいです。
どこかに全貌をまとめて書き上げておく事で、自分の中で完全に決着をつけた形にしたい。

性交渉の内容もあり、自分の人間味も強く出ているので、インターネットコンテンツとして、今の距離感で自分を楽しんでいたい人は読まない方が良いと思います。
現実味が強いので…。
こんなに隙きあらば自分語り100%の記事他にないですよ。

また、この記事の内容の正誤に関しては、あくまで自分の主観である事に加え、相手から供給された情報もどこまで事実か怪しいものなので、その辺りは読んだ各人の感想が事実である、という事でよろしくお願いします。

主な登場人物や時代背景

・ぼく(21)
・女さん(22)
・ぼくと女さんは同じサークルに所属していました
・自分の年齢で21歳~22歳(大学3年生~大学4年生)、社会人1年目にも若干かかっている期間でのお話です

後悔と恐怖、10年続く呪縛の始まり

大学生は何かにつけて酒を飲むのが大好きなんですよね(偏見)

実際当時の自分は同級生の友達も極めて少なく、仲良くしてくれて、遊んでくれるサークルの先輩、この頃は2歳離れた後輩もいましたが、彼らと何かにつけて食事をしたり、お酒を飲んだりするのが学生生活を続ける上での数少ない楽しみであったように思います。
人は孤独に耐えられないんですよ。

記憶を辿れば、この日も何か理由をつけてお酒を飲んでいたはずです。
居酒屋で飲んでいたので、きっと何か特別面白い事があったのだと思います。
そうではなく、就職した先輩が「奢ってやる!」と言って連れてきてくれたのかもしません。覚えてないのですが。
覚えてないのですが、この時に女さんが「彼氏に振られた」という話を自ら、空笑いつつ話だしていたので、これをイジってみんなで楽しんでいたはずなんですよね。

ややこしい事に、サークル内でこの女さんに対して「自分の事を彼氏だと思い込んでいる男性」もいるんですよね。
この時点で今思えばかなり「あーあ、もうめちゃくちゃだよ」って感じです。
自分が卒業する間際ぐらいの話で『彼氏面男性さん』は再登場するので書きましたが、覚えてなくて良いです。多分また書きます。書かなかったらすいません。やっぱりちょっとだけ覚えて貰ってもいいですか?

この時点では、矢印がやたらに多くて、非常に見にくい相関図ぐらいになっていた様だけが伝わればいいです。

紆余曲折

何でそうなったのか覚えてはいないのですが、自分の部屋にて自分と後輩くん数名、それに女さんで二次会をしていたはずです。
一通り酒を飲んでみんなで一晩を明かして、後輩くんたちは大学へ向かいます。
自分と女さんは授業がなかったので家の中でステイ。
この状況はいくら『仲良くしてくれてる先輩』相手であっても、当時童貞くんである僕の股間に芳しい状況であるとはとても言えません。

服がはだけています。
下着がズレて浮いています。
なんならもう乳首が容易に視認できます。

この状況で、自分の部屋で、女さんが寝ている状態で、おもむろに自慰行為を行わなかった事を褒めて欲しいぐらいです。

自分はこの時、この時ばかりは性欲に理性が勝っていました。
この時の自分がメスガキに敗北する今の自分を見たら、きっと泣いてしまいます。

(おっぱい見えてる、乳首、おっぱい見えてる、服直した方がいいのか?寝てる?何?服直す?おっぱい見ておこうかな…おっぱい見るな!乳首見えてる!服直す?どうする?俺ってどうしたらいいですか?自分の部屋でこんなに居住まいが悪い事なんてある?)
と、立ったり座ったりウロウロしていた自分の耳に、寝ていたと思っていた女さんの口から出た一言。

「いくじなし」

童貞ぼく、ここで意気地を見せてしまう。

ここで童貞を捨てておかないと「素人童貞」のレッテルを長期間背負う事になる!とか、据え膳食わぬは男の恥とか、完全に誘ってるじゃん!とか、自己の正当化が凄まじい勢いで脳内で行われていたのを覚えています。

この日は本当に朝から晩まで、激しい性交をして眠り、起きたらまた性交、寝て起きて性交、寝て起きて性交、食事も摂らずに寝て起きて性交…
全身海綿体と揶揄された性欲おばけの童貞に、女と場所と時間を与えるのやめた方が良いですよ。

人生のレール、スタート時からズレているという自覚があったのですが、この日を境に、レールから完全に脱線して民家に車両が突っ込むような大惨事へと発展していったのかと思うと、理性にはもう少し頑張っていてほしかった所です。

自分が苦しくなり始めるのはこれ以降からなのですが、下書きとして寝かせていた期間が思いの外長かったので公開することにしました。

一口サイズの記事の方が良くないですか?

ほな、また。

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