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女性が自分らしく生きるには、何かを諦めなければいけないのか

私は父がサラリーマンで母が専業主婦のいわゆる一般家庭で育った。

専業主婦の母は、父を一生懸命立てて、子育て命で、
家事もぬかりない完璧な母で

いつも「家族のために生きることが生きがいだ」と言っていた。

そんな母を私はすごく尊敬していたし、誇らしかったけど、
心のどこかで、「母にも自分の人生を生きてほしい」とずっと思っていた。

こんな私にとって立派な母でも子育てが一段落したタイミングで
社会復帰しようとしたときには時すでに遅しで、
女性の社会復帰の厳しさを幼いながらにひしひしと感じた。

「女性が自分らしく生きるには何かを諦めなければいけないのか」

母はどうすれば良かったんだろうか。本当に世の中はそうなんだろうか。

そんな問いがわたしの頭の中でずーっとグルグルグルグルしていた。

わたしは、大好きだと思える人と結婚したいし、
結婚してもやりがいある仕事を続けたいと思う欲張り女子だ。

こんな立派に何でもこなす母を見ながら私は、
どうすれば家庭も仕事も手放さずに生きていけるのか模索し続けた。

そこでいまなんとなく行き着いた答えは、
まず私が一人の人間として自立して幸せであることが大事なんだと思った。

仕事で力をつける。自分に自信を持てるようにする。
自分の飯くらいは自分で食えるようにしよう。

大好きな人を見つけたら、「好きだ」と言い続けよう。
(わたしは今の旦那と付き合うまでに3回振られて逆プロポーズも何回かして、ようやく結婚してもらえた。笑)

大好きな人と結婚した今、東京にやりたい仕事があるから、
旦那を大阪において、30歳になって年甲斐もなく上京もした。

「結婚したのにそんなに頑張らなくてもいい」とか
「結婚してるのに女の子が単身赴任なんて非常識」
言われることもあるけれど、そんなルール、誰が決めたのか。

「女性が、自分が、自分らしく生きるためにはどうすればいいんだろうか」

この問いに対する答えを私はこれからもずっと探し続けるだろうし、
今までの常識ではなかったかもしれない第三の解、
第三の生き方をできるような女性であり続けたいなと思う今日このごろ。

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