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寝食忘れるほど、夢中になれる仕事の見つけ方

箱入り娘の私にも、昔は夢があった。9年間目指していた学校の受験に失敗して、自分の人生に絶望した私を救ってくれたのは音楽(マーチングバンド)だったんだけれど。

高校時代、部活にのめりこんで、大学時代、遠征の機会を手にして、初めてその舞台に立ったときに涙が出るほど感動して。

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(実はアメリカのディズニーランドのパレードに出たのだ😳)

うっすらと「人の目を気にせず『自己表現』できる世界を作りたい」と思って「舞台を作ること」に興味を持っていたし、この当時はまだ自分の心のなかで「やりたいこと」はあった。

ただ「音楽や舞台の世界で食べていきたい」といろんな大人に相談しても、「もっと現実を見なさい!!」とか「進学校or大学まで行って、何言ってんの・・・」と反応されることが多くて、勇気が出なくて、結局私は元の箱入りの箱の中に戻って、大人しくみんなと同じように就活を始めた。

それでもなんとか銀行に就職が決まったから、「まあ、人生なんとかなるか」と思っていたけれど、会社と合わなくて早期退職をしてしまい、新たに自分の道を探さなきゃいけなくなったとき、今更「じゃ、舞台の道で・・・」なんて選択ができるわけもなく、本当に「自分のやりたいこと」が分からなくなり「もはやお金もらえたら何でもいいか・・・」と自暴自棄になって自分のキャリアに迷走した時期があった。

そんな「やりたいことを失ってしまった」私が、今では寝食忘れるほど夢中になれる仕事に出会うことになったのだが、何も最初から今の人材系の仕事にアツい気持ちを持って始めたわけではない。

そして、今振り返ってみると「夢中になる」という段階にたどり着くまでにいくつかポイントがあるということに気がついた。

だから、「やりたいことがない」と嘆き、悩んでいる人たちにとって、少しでも参考になればと思い‥まとめてみようと思う。

①ちょっと人よりも得意なこと、無意識レベルで続けられてきたことって何か 考えてみる。

「得意なこと」を考えることさえ難しければ、無意識レベルでやっていたにも関わらず人から感謝されたこととか、続けてこれたことを探してみるとよいかなと。

無意識レベルでやってることなので、「え?こんなことで感謝されるの??」くらいな出来事から思い出してみて欲しい。そこに自分だけの才能が隠れている可能性が高いからだ。

私の場合、昔から「困ってる人をほっとけない」というお節介なところがあった。

小学校の頃から人間観察が趣味で、空気をひたすら読んで生きてきたおかげ?(笑)で、割と「色んなジャンルの人の感情が分かる」し、クラスや部活なんかでも、悩んでそうな人がいれば、「どうしたん?」とか、ついつい声をかけて相談にのっていて、どうすればいいか一緒に考えることはそれほど苦ではなかった。

当の私は完全に無意識でやっていたのだけれど、「あの時、相談に乗ってくれたから、、、」と熱烈にお礼を言われたり、「何言っても否定しないから安心感ある」とか言われることが多くて、「こんなことで良ければお安いご用なんですけど・・・」と思いながらも、転職活動の時にいろんな周りの友人から長所だと言われ、それをちゃんと認識できるようになってきて、「人材の仕事とかどう?」とすすめられたときに、「自分がやってるイメージが持てそうだな」くらいの気持ちで最初は応募していた。

だから恥ずかしながら、最初から「キャリアの仕事がしたい!」という熱烈な想いがあったわけではなく、「なんとなく得意にできそうなイメージ」が持てるというくらいのモチベーションで始めたのだ。

②結果にこだわる

究極24歳のときの自分にとって、仕事の内容というのはそれほど重要ではなかったのだと思う。ただなんとなく「向いてそう」という理由で人材の仕事を選んだけれど、まず自信をつけたり、キャリアを積むことにおいては何事も成功体験が必要だから、「結果にこだわる」ことは大事だ。

向いてない仕事で結果を出そうとすると、人よりも苦労して嫌いになることがあるかもしれないけれど、「お安いご用です・・・」といった感じで、得意にできそうな仕事を選んでおくと、人よりも早く成功体験を積める可能性が高い。

そうすると少しずつ自分に自信が湧いてくる。

③どうすればもっとうまくやれるか考える

始めはどんな小さな成功体験でも良いんだけれど、成功体験を積めてくると、次は「どうすればもっとうまくやれるか」考えていくことで、大きなチャンスを掴みやすくなってくる。そして一度大きな成功体験を掴めると、仕事そのものがどんどん好きになってくる

④仕事が好き=夢中になる→没頭する

仕事が好きになってくると、夢中になってくるし、そのうち時間も忘れて没頭するようになる。没頭すると人よりも必然的に量をこなし、質も磨かれていくので、高い成果を上げやすくなる。そうするとどんどん新しいチャンスが出てくる。

⑤未来が少しずつ拓けてくる。

私の場合、「やりたいこと」を戦略的に積み上げていってキャリア形成をしていったというよりも、自分に「やれそうなこと」からコツコツと積み上げていくことによって振り返れば、キャリアというものができていたという感覚がある。

そしてその結果が今の仕事に繋がっていると思っている。

いきなり、「夢中にならなきゃ」とか「やりたいこと探さなきゃ」となるとなかなか難しいし、私にはできなかった。

「ちょっと」うまくやれるから、「ちょっとずつ」好きになるし、そうなると夢中にもなってくるし、没頭できるようにもなる。

だから「やりたいことがわからない!」と悩んでる人は、まず、人よりも少し得意だったことはなにか、無意識レベルでやった結果、人から感謝されたこととか、続けてこれたことはあるか考えてみることから、始めてみてはいかがでしょう?

それでは〜!!

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考えてみたけど、それでもわからない!という方は、こちらにてキャリア相談やっております💕






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