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【速報】宮崎市が2020年上半期の餃子消費で日本一に

毎月統計局から発表されている「家計調査」の「ぎょうざ」購入頻度・支出金額を、焼き餃子協会で2020年上半期データを独自に集計したところ、2020年上半期は宮崎市が購入頻度・支出金額で日本一となっていることがわかりました。

以下に、2020年上半期の「ぎょうざ支出金額」「購入頻度」集計結果を、前年同時期のデータと合わせて掲載します。

支出金額

購入頻度

なお、この家計調査データは

スーパー等で販売されている生餃子、焼餃子及び餃子テイクアウト専門店のテイクアウトを含む。餃子の冷凍食品、中華料理店や餃子専門店等のテイクアウトは含まない。

ということが前提となっています。

これまでも宮崎は日本トップクラスの餃子消費地だった

餃子といえば、宇都宮と浜松だと言われ続けてきましたが、ようやく風穴が開く時が近づいています。宮崎が全国屈指の餃子消費地であるということに疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、これまでのトップ5推移をまとめました。

支出金額推移

購入頻度推移

ご覧のとおり、支出金額では京都と3位争いをしていますし、購入頻度に至っては2017年に日本一となるほど、宮崎市は餃子を愛する街だったのです。

そんな街なので、2018年には私も宮崎市に乗り込み、アーケードを貸し切ってみんなで餃子を焼いて食べるイベント「ソーシャル餃子フェス」を開催させて頂いたこともあります。

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宮崎のお持ち帰り餃子文化

宮崎が2020年上半期日本一となったのは、宮崎が圧倒的に伸びているということと、宇都宮・浜松という二強が減少しているということが理由として大きいです。全国平均では、ぎょうざに対する支出金額が増えており、特に緊急事態宣言が発令された4月・5月で伸びています。その中でも宮崎は、大きく増やしていました。

宮崎には、ぎょうざのまるおかという人気の「餃子テイクアウト専門店」があり、また地元のスーパーでもオリジナルの餃子を製造するなど、お持ち帰りで餃子を買って、自宅で食べる傾向がもとより強い地域でした。コロナ禍によって、この傾向が4月・5月で加速した結果、上半期日本一になったのではと考えています。

宮崎の餃子は日本でトップクラスに美味しい

宮崎の餃子が美味しいということをご存知ない方が多いと思います。宮崎はこれまでも宇都宮・浜松に次ぐ餃子の消費地域であるのに知られていないように、餃子愛好家以外に宮崎の餃子を知る人が少ないのかもしれません。

しかし、宮崎は畜産や農業が全国トップクラスに盛んな地域です。さらに、その素材の味を生かす餃子の職人が多い地域でもあるのです。例えば宮崎県高鍋町は人口2万人程度でありながら50年以上続く餃子専門店が2店舗もあります。

この2店舗の創業者も修行した店が延岡市にあるのですが、その店で修行した方々が宮崎県内に餃子店を出店して今でも続いています。

こうした老舗に対抗する新勢力として、前述のようにスーパーマーケットが餃子を自社製造を始めたり、風来軒屋台骨などの地元で人気のラーメン屋さんも餃子に力を入れてきています。

宮崎における餃子の傾向としては、日常的に食べられるスタンダードな餃子のレベルが著しく高いということが言えます。どれほど餃子のレベルが高いかと言えば、餃子の王将が一度は宮崎に出店したのに、閉店して撤退してしまうほどです。餃子の王将も、鹿児島餃子の王将も、現在は宮崎に出店していません(大阪王将は現在も出店しています)。

安くて美味しい餃子が日常的に食べられる、しかしお持ち帰り餃子が強すぎて観光客が行ける餃子店が少ない街、宮崎。ぜひこの機会に知って頂けたらと思います。

9月の頒布会は、宮崎市から!

最後に宣伝ですが、9月の頒布会は宮崎市の屋台骨さんから餃子をお送りします!以下の餃子を宮崎市から直送いたします。

ノーマル餃子30入
辛餃子 12入
にんにく餃子 12入
にら餃子12入
タレ 1本
焼き用ラード5個

頒布会への参加は、原則として頒布会の会員からのご紹介でのみ受付とさせて頂いております。ご不明な点がございましたら、焼き餃子協会のホームページからお問い合わせください。

追記:各種メディアでも取り上げられています

焼き餃子協会のfacebookページにも、取材・掲載の状況をお知らせしております。もしかすると私の気づかないところでもご紹介されているかもしれませんで、お見かけになったらお知らせ頂けますと幸いです!


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