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ひょんなこと

テレビ台にある丸くて白い置時計が止まった。

なんで時間は止まらないのだろう。
時間が進むことは知らせてくれるけど、止まることは教えてくれないのだ。時計の秒針でさえ止まってしまえば、儚くも散った美しい橤のようである。やれやれ。ひとり冬眠に入ろうとしているのだろうか。わたしの食欲も止まらないのである。いやはや。お気に入りの木の下に穴を掘って隠れてしまおうかと考えたりもする。

そんななこんななで。わたしの中にルールなんてあるのだろうか。ひょんなことに多元宇宙論について少しばかし嚙って考えていました。気になる映画があるためです。時間の流れの中にも面白そうなことが隠れていそうですね。ふふふ。近ごろは、蛙の種類も気になるしだし。いろいろ気になっている。好きな音楽を聴くのもそうだけど。1度こうなると時間が止まりそうになるのですよね。戻っておいで、、わたし、、(早よ。置時計の裏蓋を開けてください。すっかり電池をどこに置いたのか忘れてしまった笑) 
「なんせいつ時計が止まっただなんて覚えていないからね」秒針を響かせる掛け時計を見上げながら。「このまま置時計は止めたままにしておこうか」とスマーツホンで時間をたしかめた。

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