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カナダの若者の社会主義に対する考え方に光を当てる新報告書

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若いカナダ人の半数近くが、社会主義がカナダにとって理想的な経済システムであると答えている。

フレーザー研究所の報告書によると、18歳から34歳のカナダ人は、社会主義(46%)に対して、資本主義(39%)、共産主義(13%)、ファシズム(8%)よりもポジティブな印象を持っていることが分かった。

ここに示されたパーセンテージは、それぞれのシステムがカナダにとって理想的であると「同意する」または「強く同意する」と答えた人の割合を示しており、「同意しない」「強く同意しない」「わからない」と答えた人とは対照的であった。

多くの若いカナダ人は、社会主義とは政府からより多くのものを受け取ることだと感じている。

社会主義の視点として最も多かったのは、「政府が医療、教育、保育などのサービスを充実させる」(67%)、「政府がすべての国民に一定水準の所得を保障する」(59%)だった。社会主義の観点で最も少なかったのは、「政府が企業や産業を支配して経済をコントロールすること」(36%)だった。

多くの若いカナダ人によれば、付加的なサービスや保証された水準の所得は、裕福な市民への課税によって賄われるべきであるという。

10人に7人(72%)が社会主義の財源は上位1%の高所得者への増税で賄うべきとし、10人に6人(57%)が上位10%への課税で賄うべきと答えた。

社会主義の財源は、低所得者を除くすべての国民への所得税増税でまかなうべきと答えた人は少なく(32%)、商品やサービスに対する購買税の追加でまかなうべきと答えた人は最も少なかった(20%)。

社会主義への支持は年齢とともに低下する傾向があり、18歳から24歳が最も社会主義を支持し、55歳以上は最も社会主義を支持しなかった。


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