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「1%の可能性」




今回の新入生ブログを努めさせていただきます、GK 佐藤大志(静岡商業高校)です。

長々とした拙い文章ではありますが、読んでいただけたら幸いです。

私は静岡県出身でプロサッカークラブである清水エスパルスのホームタウン静岡市で18年間育ってきました。

サッカーを始めたきっかけは、小学1年生の時に初めて清水エスパルスの試合を見に行ったことがきっかけです。スタジアムに立っている選手がかっこよく見えました。そんな些細な感情からスタートしました。

私は、市街地から車で約1時間のド田舎生まれで小学校は学年で5人、全校生徒20人という小規模校でした。もちろんサッカークラブはなく1つ隣の地域まで通っていました。中学は地元の田舎中学に進学し、サッカー部もあるわけがなく片道1時間掛かる街のクラブチームでプレーしました。高校は、街にある別宅に祖母と暮らし、自分で自転車で通っていました。家族には自分がサッカーをするためにたくさん協力してもらったと思います。とても感謝しています。

そして大学では、千葉という新天地で一人暮らしをして大学生活を送っています。地元を離れることで、よりサッカー王国と言われる街で生まれ育ったことを誇りに感じ、プレーしたいと思っています。


”1%の可能性”


この言葉は、たとえ自分にとって可能性が少なくても1%もあればその確率と可能性は広げられるという意味です。私はこの言葉を高一の終わり頃に、挫けそうになっていた私に父が言ってくれた一言です。

私はその頃、高校サッカー部を辞め、遊びでサッカーをやろうと考えており父に相談しました。父は私に言いました。

「自分の夢があるなら、一生懸命追いかけてみろ。可能性が1%でもあるなら続けてみろ。結果は返ってくるから。」

私はこの言葉を今でも忘れません。私は自分の夢のためにサッカーをしていることを忘れていました。サッカーを始めた小学1年生の頃からプロ選手になることが夢でした。高校時代思うように活躍できず、技術も未熟で、夢に届かなかったため、大学でもサッカーを続けることを決めました。

私は、ゴールキーパーというポジションですが身長の高い選手が多いです。GKの平均身長はプレミアリーグで約191cm、J1リーグで約186cmというデータがあります。私は、171cmと比較すれば平均身長には満たない小柄なGKと言えます。身長は高い方が有利ではありますが、GKの要素の1部でしかありません。このポジションは瞬発力や判断力、反射神経など多様な能力を求められます。身長は高くなくても、ほかの能力で優れば勝負することは出来ると思っています。実際に身長の高くないGKもプロの世界で戦っています。私は身長だけ見れば可能性は低いですが、他の要素、能力を伸ばし優れば可能性は広がると思います。

大学では、自分の可能性を広げるために何をすべきか考え行動に移していきたいと思います。両親も私の可能性を信じ、送り出してくれたと思います。まず、評価される人間になることから考え、取り組んで行くことが重要です。今現在、私がプロ選手になれる可能性は何%あるか分かりませんが、4年間この見えない可能性を広げられるようチームメイトと切磋琢磨していきたいと思います。

私は、大学に入って5ヶ月程経ちましたが体調や怪我によってベストなコンディションでプレー出来ていません。身体をベストに整えるのも、選手として意識していきたいです。

最後になりますが、大学サッカーを続けるために支え、応援してくれている家族、ここまでサッカーをするにあたってお世話になった監督やコーチ、チームメイト、応援してくださる全ての皆さんへの感謝を忘れず頑張ります。

これから私たち新入生が中央学院大学体育会サッカー部に新たな風を吹かせていきたいとおもいます。今後とも変わらない熱い応援をしていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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