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C21イギリスの田舎の交差点はロータリー!!

ところがまたまた、問題発生です。次の曲がり角がロータリーだったことを思い出しました。「進入方法ってどうやるの!?」という不安が頭をよぎります。それまでボスの運転で気楽に助手席に乗って通り過ごしていたのですが、今までにロータリーを車で通過したことがなかったため、右へ曲がる方法に困惑しました。左に曲がるのは簡単です。日本の交差点と同様に左にハンドルを切って道なりに進めばよいのです。しかし、右に曲がる場合、まず左へ曲がる必要があります。左へ曲がる道を通過し、さらに右回りに回って、ロータリーの進入点から見ると直線方向の道を通過し、やっと目的の方向に進めます。ロータリー初心者にとっては、目が回るような右折です。下手をするとロータリーを一周して元の道に戻ってしまうかもしれません。一人で運転しているので独り言を言っても問題ありません。「よし、安全運転でロータリーへ進入!」と気合を入れて円状のロータリーの交差点に進入しました。周りを見渡すと500メートル半径内にはまったく車が見えないので、ノロノロ走っても誰にも迷惑はかけなさそうです。しかし、練習のつもりで安全に、かつスロースピードではなく、静々と回転しました。あやうく一周しそうになりましたが、無事に右折に成功しました。次回進入するときは3周くらい回ってやろうかとも思いましたが、せっかく世界どこでも安全運転という誓いを立てたので、やめておきました。なんとか無事に作業するリンゴ畑に到着しました。

イングランドの田舎のロータリー方式の交差点について

イングランドの田舎では、ロータリー方式の交差点がよく見られます。ロータリーは、複数の道路が円形の交差点で交わる仕組みであり、交通の流れをスムーズにするためのものです。ロータリーの中央には芝生や花壇が設けられていることが多く、美しい景観を提供しています。

ロータリー方式の利点の一つは、信号機が必要ないため、交通の流れが途切れることが少ない点です。車両はロータリーに進入する際に、すでにロータリー内を走行している車両に優先権を譲る必要があります。これにより、交差点での渋滞が減少し、スムーズな交通が維持されます。

また、ロータリーは事故を減少させる効果もあります。信号機のない交差点では、信号無視による衝突事故が発生するリスクがありますが、ロータリーでは車両が減速して進入するため、重大な事故が起こりにくくなります。さらに、ロータリーは歩行者にも安全な環境を提供します。歩行者用の横断歩道が設けられており、車両が減速するため、安全に渡ることができます。

イングランドの田舎のロータリー方式の交差点は、美しい景観と機能性を兼ね備えた優れた交通システムです。これにより、地域住民や観光客は快適に移動でき、田舎の魅力を存分に楽しむことができます。


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