告白

いつものようにトリニティ総合学園の大聖堂でマリーと二人でお祈りをした後、マリーからこんな話があった。
 「そういえば、先生はいつもスーツを着てらっしゃいますよね?」ブルアカ 浦和ハナコ コスプレ衣装
 「確かにそうだね」
 暫く記憶を探ってから、そう返す。
 言われてみると、確かにスーツ以外を着て生徒にあった記憶がほとんどない。スミレやシロコとの運動に付き合うときに、たまにジャージを着た事があるぐらいだろうか。
 
 「それでは、この後少しお時間をいただけますでしょうか。先生に是非着ていただきたい服が丁度見つかりまして」
 特に予定も入っていなかったので大丈夫だと返すと、マリーが大聖堂の奥に消えていった。暫く待っていると、手に服を抱えてパタパタと走って帰ってきた。
 
 「こちらになります」
 受け取って広げてみる。真っ黒でコートのような形に加え、特徴的な白い襟。それに沢山ついているボタン。これは──
 「カソック?」
 「はい。カソック、あるいはスータンと呼ばれている、司祭様が着られていたとされるものです。古聖堂を整理していたところ、たまたま状態がとても良いものが見つかりまして」
 「これを私に?流石に、本職の皆さんに悪いよ」
 「ハナコさんから『かつて教師は聖職者と呼ばれていた』とお聞きしました。先生は様々な生徒さんの悩みを聞き、解決に導かれています。だからこそ着て欲しいのです。……駄目、でしょうか」

 その聖の文字、性になってないだろうな……。ともあれ、マリーにそこまで言われて、断ることは出来なかった。外から見えない場所、ということで大聖堂の隅にある告解室で着替えてから、ドアを開ける。

 「どうかな?」ブルアカ 伊落マリー コスプレ衣装


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 「凄い……。とても、とてもよくお似合いです!」
 マリーがそう褒めてくれたので、自分でも腕を上げたりして、しげしげと眺めてみる。 
 「馬子にも衣装ってやつだよ」
 「そんなことはないですよ」

 「先生」
 そうして話していると、マリーから声がかかる。
 「よろしければ、告解をしていただけますか?」
 告解、あるいは赦しの秘跡。神の代理人である司祭に罪を告白し、そして代理人である司祭を通じて神から赦しを得る儀式。当然ながらその告白は、どのようなものであったとしても司祭と告白者の二人の胸の内にだけ秘められる。
 「私が?」
 「ええ、先生にお願いしたいのです」
 そういって、真剣な顔でこちらを見るマリー。
 「分かった。けど、お作法とかは分からないからね?」

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