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にゃむ❤️の『看護まがじ〜ん』

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30年以上、自分のスタイルでやりたい看護を自由にのびのびとさせて頂いています。緩和ケアや認知症に関する記事が主になるかなぁと思います。
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#ありがとう

あるおばぁちゃんに椅子に座って頂き 足のマッサージをしていた 「お母さんと離れて暮らしてて寂しくない?一生懸命仕事して偉いね〜。かわいい」 ふわっと優しい手で 頭をポンポンって撫でてくれた 年齢を間違えられてる感はあるけど 涙が出るほど優しいポンポンだった(感謝♡)

コ・ウ・カ・イ(後悔) / あの時が最初で最期になるなんて・・・

“1時間半”・・・。 彼と一緒に居たこの1時間半が、最初で最期になるとは思わずあの時間を過ごしていた。 彼は、50歳代の独身男性の剛(つよし)さん。 薄暗い部屋の中でも彼の中肉中背の体が黄色く(黄疸)見えた。 そして異様なほどの大きなお腹(腹水)をみれば、“がん”が、彼の意思に反して体を占領していることが一目でわかった。 受診した時には、既にエンドステージの状態だった。 ついこの間までバリバリとサラリーマンをしていた彼が、この短い期間の中でこれだけの体の変化を簡単に受け入

「天国のマメさんへ/お伝えしたいことがあります」

小さなベラさんと小さなマメさん「おーい!マメ、何やってんだよ!早くしろ」 「俺が決めたんだからそれをすりゃいいんだよ」 「はいはい、そんなに怒鳴らなくてもわかりましたよ」 狭い1ルームのアパートのベラさんと妻のマメさんのいつもの光景。70歳代の小さなお2人が暮らす中、毎週、お2人のお顔と体調を見に伺っていた。 ベラさんは、トイレには行ける日も時々あるけどほぼ寝たきり。 いつも小さな体から天井に向かって大きな声を出してめっちゃエバってた! べらんめえだからベラさんと命名。

googleストリートビューは、意外な人たちに喜ばれていた

今日は、Googleに日頃のありがとうを! 訪問看護には、今やインターネット上の地図は必需品となっている。 介護保険が始まったばかりのころは、紙の地図を見ながら目的のお宅まで行っていたのだろう。 これは、多くの職種も同じだと思う。 今やGooglemapなくしては働きにくい毎日になってしまった。 今回、特にお礼を言いたいのは、Googleの*ストリートビューについて。 *ストリートビュー機能とは、世界中の道路沿いの風景をパノラマ写真で提供するインターネットサービスのこと