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コンテナ船の模型が完成したらタンカーが欲しくなった回

勢いでトライしたコンテナ船の模型が完成して喜びに浸っていると、

「次はタンカーとか欲しいな…」

とぼんやりと思いはじめました。

一隻完成させてすっかり調子に乗ったC重油は、早速「タンカー」とググり、模型にするのにちょうどよい大きさの499総トン・全長65m程度の内航タンカーに狙いを定め模型づくりの準備に取り掛かりました。

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端正なスタイル、色とりどりの船体、そしてメカニックなパイプラインと、なぜこんなにカッコいい乗り物のプラモデルが市販されていないのだと思いながらこの手で作り上げようと覚悟を決めたのであります。

まず、バルサ材で船体の骨格を作りました。

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これにスタイロフォーム(断熱材の発泡樹脂)で肉付けし、パテを盛って削って滑らかにして船体を作りました。永久にデコボコが消えないので、二週間くらいかけてパテ盛り、乾燥、ヤスリがけ、サーフェイサー吹きを繰り返します。賽の河原でパテを盛っていると、鬼がやってきてヤスリがけをしてきて、奪衣婆がサーフェイサーを吹いてくるので我々はまたパテを盛らなければなりません。

そんなこんなを繰り返し三途の川を渡り切り、船体ができました。

なんだかバルバスバウまわりの形はおかしな感じになってしまいましたが
ちゃんと図面を引かずに勢いで作った反省点です。

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次にタンカーの特徴であり、カッコいいポイントの甲板上のパイプラインにとりかかりましたが、写真を見ながら構造を理解しようにも複雑怪奇で頭が爆発しそうだったので、雰囲気優先で勢いで作ることにしました。

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プラ棒と格闘すること数日、情報量と雰囲気は出てきたかな、といったところで手打ちにいたしました。

そして居住区や細かなパーツを作ること幾星霜(途中で挫折しそうになって数か月のブランクを挟んだりしています)、ついに完成しました。

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うひょー!カッコいい!
バルサ材で岸壁も作り、屋外で写真を撮るとめちゃくちゃ楽しかったです。

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苦心したパイプラインも、素人目には雰囲気が出たんじゃないかと思いますが、ここは諸賢の御判断に委ねたいと思います…。

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タンカーが完成し、こう思いました。

「次はタグボートが欲しいな…」

(つづく…?)

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