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ブルーといえば......?

もし今の私が連想ゲームをしたら、ブルーに続けて「シート」というだろう。

ブルーといえばブルーシート。

私の脳内には即座にその言葉が浮かぶ。

ここのところ、家を離れて過ごす時間が増えていた。だから、余計に思ってしまうのかもしれない。

この地域から離れて過ごすときは、まず視界の中にブルーシートがないことに違和感を感じてしまう。そして、徐々にその景色に慣れていきブルーシートがないことが当たり前と感じるようになる。その感覚のまま自宅に戻ってくると、この地域の家々にかけられたブルーシートが目についてしまうのだ。

このブルーシートがなくなる日が本当にくるのだろうかと、ため息が出てしまう。

ブルーシートが残った状態で来年の夏の台風が来てしまうのではないかとさえ思ってしまう。

ひょっとしたら、ブルーシートを屋根にかけている人たちは、ブルーシートってスゴイと感謝しているかもしれない。ブルーシートのおかげで当座暮らせる家があるのだから。

誰もがブルーシートに切ない気持ちを抱いているわけではないのかもしれないが。

ブルーといえば......?

そんな問いかけに、「スカイかな⁉」っと明るく連想できる自分を思い描きながら、青い空を眺めていきたい。