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自分を中心に世界が回っている人

自分を中心に世界が回っている人という言葉が意味することが、長い間わからなかった。

自分を中心にといっても、それが必ずしも自己中という話ではない。ただ、そういう気質の人という話だ。

最近、そういう人の具体的な例を見聞きする機会が重なった。

自分を中心に世界が回っている人というのは、何か問題があっても、自分の目線でしかモノを見ることができないので、結果として問題解決力がないという欠点にもなりえるというもの。

私が想像していたものと全く違っていたので、「本当にそうなの?」と思った。

それとは別に、その場の状況に流されて約束事を反故にする人も、自分を中心に世界が回っている人の事例となるということだった。

もちろん、これらは、最近たまたま耳にしたり目にしたり情報だから、実際は違うのかもしれない。ただ、そういう印象を持つ人がいるというサンプルとしては参考になりそうだ。

私は、これらのサンプルから、「自分を中心に世界が回っている人」を改めて想像してみた。

すると、何か問題ごとがあったときに、自分が「どのような選択をしたら状況がうまくいくのか」ではなく、「自分はこうしたい」という目線で判断をしている人だということがわかった。

言い換えると、他人と自分という存在しか認識することができず、他人と自分が存在している空間というものを認識できないとでもいうのか。

誰にも帰属していない「場」という存在を認識できていないから、相手の立場に立つことはできるのだけれども、状況という実態のないモノをイメージできないのだ。

その理解ができた今、自分を中心に世界が回っている人との接し方のヒントが得られたような気がしている。

これから少しずつの実践にはなるだろう。

ただ、このタイミングで「自分を中心に世界が回っている人」のサンプルが続けて得られたことには意味があるような気がしてるから。

うまくなれると信じて、実践を重ねていきたい。