“一人で考えてみて何か変わるわけではないが、現状を一人でも多くの人が認識し考えていくことが大切“-CFFオンラインプログラム体験記

こんにちは。NPO法人CFFジャパン事務局学生スタッフのしょうやです。

今回のインタビューでは、CFFのオンラインプログラムに参加してくてた方に

・プログラムに参加しようと思ったきっかけ
・プログラムで印象に残っていること
・プログラムに参加して得られたことは？

を聞いてみました。
オンラインプログラムについて様々な面から、話してもらいました。

今回は、2020年夏のオンラインプログラム「at Home スタディツアー」に参加してくれた大学3年生の新居咲月さんのインタビューをお届けします！

参加動機　ー　私も何かしたいという思いから参加することに決めました。

ープログラムに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

ー私は東南アジア地域研究のゼミに入っており、国際協力にも興味があった中でCFFのことを知り、オンライン上であっても現地と繋がることができる所に魅力を感じました。

また、日本各地から参加する他の参加者と繋がることができ、コロナ禍であっても交友関係を広げたいと思いました。そして、マレーシアについて学び、グループで話し合いをすることで、私自身も成長できるのではないかと思いました。

オンラインプログラムに対して不安もありましたが、私も何かしたいという思いから参加することに決めました。

ツアーの中で印象に残っていること　ー　辛い過去がそれぞれあるはずなのに、希望を持って頑張っている姿

ーツアーの中で印象に残っていることは何ですか？

ー現地との中継で特に印象に残っていることは、ゴミ山とCFFの子どもたちへのインタビューです。「このままではいけないと分かっているが、どうすれば良いか分からない、対処方法を教えて欲しい。」と現地のマレーシア人の方が答えていて、環境問題の解決の難しさを改めて感じました。

そのゴミ山には、ゴミを漁る犬が何匹もいたり、ゴミの中から売れるものを探す子どもがいました。簡単に解決する問題ではないことは分かっていますが、環境問題・貧困問題が解決してほしいと心から思いました。

子どもたちへのインタビューでは、みんなのキラキラした笑顔が印象に残っています。「夢を叶えるために頑張っている」と答えてくれて、私が元気をもらいました。辛い過去がそれぞれあるはずなのに、希望を持って頑張っている姿が凄いと思いました。子どもたちにとってCFFの存在の大切さがよく分かりました。

最後に子どもたちが、Kiroroの「未来へ」を歌ってくれた時、私は涙が止まりませんでした。みんなの夢が叶ってほしいと思います。

ツアーに参加して得られたこと　ー　一人で考えてみて何か変わるわけではないが、現状を一人でも多くの人が認識し考えていくことが大切

ー最後に、ツアーに参加して得られたことを教えてください。

ープログラムに参加して、物事を様々な視点から考えることの大切さを改めて感じました。

戦争について話し合った時に、「許すべきなのか」という問いの答えが難しく、簡単に許すべきとは言えないと思いました。そして、自分との違いを受け入れることの大切さがよく分かりました。自分の考えをしっかり伝え、異なる意見を受け入れることは想像しているよりも難しいことだなと思いました。

私は普段はグループでの話し合いなどで自分から意見を言うことはあまりなかったので、このオンラインプログラムでは自分の考えをしっかり伝えることを目標に参加しました。グループでの話し合いの中で進んで自分の考えを伝えることができたのは、同じグループのみんなのおかげだと思っています。みんなで真剣に考えて、話し合いやすい雰囲気を作り出せたからです。オンラインの交流だけで、みんなと仲を深めることができたことは嬉しかったです。

最後に、現地の状況をまずは知ることが大切だとプログラムに参加して気づきました。マレーシアの貧困問題など一人で考えてみて何か変わるわけではないが、現状を一人でも多くの人が認識し考えていくことが大切だと思いました。

ーありがとうございました。

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今回は、CFFオンラインプログラム「at Home スタディツアー」に参加してくれた新居咲月さんにお話をしてもらいました。

貧困問題や環境問題といったものをすぐに解決することは難しいですが、その問題を1人で考えるのではなく、多くの人が認識していくことがこの問題の解決への第一歩となると新居さんのお話を聞いていて思いました。

コロナ禍で辛い中、希望を持って前へ進もうとしている子どもたちは、いつでも私たちの希望ですね！

では、また次回の更新もお楽しみに。

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