見出し画像

不妊治療はじめました。

不妊治療をはじめました。

妊娠出産が人生において数回しかない機会であるのと同様に、不妊治療というものも、長い人生においてそうたくさん経験するものではないと思ったので、その時の気持ちや考えを残しておこうと思います。

▼考えられる原因


私はもともと月経周期が約40日〜60日と長く、しかも不規則でした。
20代前半で婦人科にかかり、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断され、それ以来治療として低用量ピルを飲み続けてきました。

妊活を始めたのを期にピルをやめましたが、結局すぐに元の稀発月経に戻ってしまったため、不妊治療専門クリニックに通うことにしました。

長年婦人科に通っていたことや、PCOSという自分の体質ゆえ、不妊治療をすることにあまり抵抗はありませんでした。(というよりも、当然何らかの治療が必要になるだろうという覚悟はありました。)
むしろ子供を望むなら、自分にとっては自己流のタイミング法で頑張るよりも合理的な選択肢だと思っていたし、夫も同じ考えでした。

私以上に子供を望む気持ちが強い夫は治療にも協力的で、何なら私が不妊治療のクリニックに通うより早く、自ら男性不妊専門のクリニックにブライダルチェックを受けに行っていました。

▼病院選び


仕事をしながら通うことになるため、とにかく自宅から通いやすい範囲で探しました。

電車で数駅のところに比較的新しい不妊治療専門のクリニックがあり、体外受精までできるとのことだったので、ここに通うことにしました。

本当なら実績などもみてもっとじっくり考えるべきだったのかもしれませんが、まずは行ってみようという感覚だったため、特に比較せず決めてしまいました。
また、比較的新しいクリニックということもあり、ポジティブ/ネガティブどちらの口コミもほとんどなかったのも、逆に気が楽でした。

▼仕事との両立


幸い夫婦ともに在宅勤務が可能なこと、フレックスタイム制など柔軟な働き方が可能なこと、上司の理解もあること、現在の仕事内でのポジションなどから、なんとか両立はできています。

ただ、体外受精へのステップアップも考えた場合、本当に何年間もこのまま続けられるのかという不安はあります。

▼当面の治療方針


私達は排卵誘発剤で調整+人工授精からトライしてみることになりました。
ただし人工授精は3〜4回で結果が頭打ちしてしまうため、そこから先は体外受精となります。

不妊治療を始めてまだ間もないですが、当事者になってはじめて理解できたことや知ったこともあり、時には「普通の」人たちとの壁を感じてしまうこともありますが、だからこそ他人に対して思いやりや想像力が持てるようになったと感じています。

将来どうなるかは分かりませんが、この気持ちだけは忘れないでおきたいと思います。

#不妊治療
#妊活

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?