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【女性に優しいサロン】バカをみて生きればいい<後編>

月に一度、身近で働く女性にフォーカスし、
ざっくばらんにお話しを伺う連載
《女性に優しいサロン》

私の周りにはパワフルで
魅力的な女性がたくさんいます。
そんな彼女たちですが、
この数年を見ていると
「マインドや人生を変えた」
方々を多く見受けます。
自身もその内の一人。

リアルに体現しているからこそ、
彼女達も何故このタイミングなのか、年齢的なものか、
そしてどう変わっていったのかと
お聞きしたいと強く感じました。
仕事のことや身体のこと、
将来のことで
立ち止まって悩んでいる女性たちへ。
お話の中から
ちょっとしたヒントを頂き、
人生の一歩を踏み出しましょう。
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前編では〈人生を一生懸命に遊んでいる〉ことを教えてくれたYoshicoさん。
出会いをたぐり寄せ趣味を広げられることも、また遊ぶ才能に思いました。
どうすれば、これから先の人生を楽しめるか。
実はもう一つ、家訓があるそうですよ。

ーこの頃よく耳にする《人生100年時代》。私もちょうど人生の半分。これからどうやって人生を楽しもう、どういう風に送ろうと、考えるんですよね。そんな私や読者の方へ何をすべきだと思いますか?何かヒントになる事があれば。

■Yさん
今やっている事を、淡々と続けること。頑張りすぎず、淡々と続ける。こうなりたいとか、あまり思わず、頑張りすぎない、というのが私の目標かな。
実は我が家には家訓があるのだけれど、

《論評せず、淡々と、ニコニコと、飄々と、黙々とただ生きる》

■M
お二人らしい素晴らしい家訓!!今の私には、グッとくる言葉です。

■Yさん
小林正観さんのお言葉でね、本を読んで旦那様と感銘を受けたの。
我が家の家訓として、お習字で書いてテレビの横に貼ったのよ。習字を始めた当初だから、まだ丸文字なんだけど。

■M
それ載せたいですね!

■Yさん
凄く凄く下手くそだから。

■M
もう一度書いてください!

■Yさん
でも、あれはあれでいいかなって。今はきちんとした字を書くようになったから。もう、あんな遊び字は逆に書けない。書こうとも思わないというか...。


この言葉を心の軸に

■M
昔があって、今があるという事ですね。 
そこも受け止めて、前に進んでいるんですね。
なんか楽しそうですよね。私も楽しくしてゆけるかな。実は、今の仕事についても、すごく迷うんですよね。

■Yさん
私もお店を辞めた後、同じように悩んでいた時期があったけれど、大丈夫よ。時間が全て解決してをくれるから、本当に。

一昨年、義理の母が亡くなり、昨年、私の母が亡くなったの。最後は歩くのもやっとな感じで。身体も不自由になり、可哀想だったのよね。色々、お世話もしていたのだけど、時が解決する以外に何もないなって、その時にずっと思っていたから。今は全てのことに対して、時が全てを解決すると思っている。だから、Mさんも、「今があるからこういうこともあったのだな」と、思うるようになると思う。そう、時が全てを解決する、本当に。

■M
物凄くいい言葉をありがとうございます!!

■Yさん
今の働いているイタリアン食堂のオーナーに言われた事があるの。
「金の斧、銀の斧の童話の話しを例えると、Yさんはやっぱり銅の斧って言うよね。」って。

■M
どういう事ですか?

■Yさん
大概イタリア人は、金の斧って言うんだって。

■M
笑笑

■Yさん
「Yさんは、それが出来ない人だよね。」って。
だから、私は自分でこの誠実さでいいかな、と思うし、嘘はつけないし。
バカを見て生きればいいかな、と思っている。

■M
たしかに。私も嘘はつけないですね。

■Yさん
そうね、Mさんも真面目だから。真面目だから悩むのよね。

■M
悩んでいないようで、実はすごく悩むんですよね。あまりにも悩みすぎて、脳が疲れちゃって。

■Yさん
すると、ケロっとしちゃうんでしょ?

■M
そうなんですよ。その後、また次に違うことを考えて...。それの繰り返しなんですよ。

■Yさん
それは、一生頭の中が忙しいのよ。

■M
そういう事なんですか!最悪です...。

■Yさん
別に悩んでいるんじゃなくて。常に、工夫しようとかバランスを取ろうと考えているのよ。そういう時は、プラスに向かっているから大丈夫。

■M
そういう事ですか。プラスに向かっているんですね。ネガティブではないから大丈夫なんですが。

■Yさん
そうね、それは知っている。道は開けてくるから大丈夫よ。

■M
霧が晴れて来るんですね。

■Yさん
まあ、悩める時は悩みますよ。散々悩んだ後は、時が解決するから。

■M
頑張ります。そこの境地に行けるように。

■Yさん
私は60歳ぐらいで気づけたけど、Mさんなら大丈夫!57歳ぐらいで気づけるよ(笑笑

■M
それ、まだまだですね…(笑

前編はこちら
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人生の先輩からのたくさんの言葉。難しいことは一つも言われてませんでした。人に自分に誠実に真面目に生きる。それが、一生懸命、楽しく生きる事なのかもしれません。

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