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エンジニア転職してからの5ヶ月を振り返ってみた

※こちらは、TECHPLAY女子部 Advent Calendar 2021の12日目の記事です。

こんにちは。今回、初アドベントカレンダーで執筆する機会を頂いたので、エンジニア転職してからの5ヶ月を振り返ってみたいと思います。

思えば、プログラミングを始めたのが今年の2月中旬頃でした。それから6月末には前職を辞め、7月には今の会社に転職していました。振り返ると、中々スピーディーで濃厚な1年だったなと思います。

楽しいことばかりではなく、大変な思いもした1年でした。今回は、エンジニア転職してからの5ヶ月を振り返ってみたいと思います。
※技術的なことは書いてません。ただのポエムです笑

転職して1ヶ月目(2021年7月〜)

はじめまして、Web業界。

入社した当初は、スクールの研修から始まりました。
会社からは、スクールの費用補助、書籍購入補助等もしてもらいました。

4月末から、事前に入会していたこともあり、7月からはそのカリキュラムの続きをやりました。あまり働いている感覚はなかったのですが、フルリモートで仕事できるのが嬉しくて特に深いことは考えてなかったです。

最初1ヶ月目は学習意欲も高く、毎日の積み上げもツイートしてました。業務時間以外も、スクールの課題を進めたり、Webデザインの学習やLT参加したり、副業の仕事(ITではない)にもかなり時間を充てていました。前職と比べて給料はもちろん下がりましたが、割と幸福度の高い生活をしていたと思います。

また、スタートアップで働くのが始めてだったので色々なことに感動しました。

 レスポンスはやい!
いろんな技術ツール使ってる!!
メール送らなくていいslack文化最高!!!

などなど。前職とは全く異なる環境で働けることにワクワクしていました。

転職して2ヶ月目(2021年8月〜)

8月半ばまで、スクールカリキュラムを進めてましたが、社長に「いい感じのRailsのプロジェクトあるんだけど、やってみる?」とお誘いを受けて、「やります!!!」と即答。急遽実務突入。

そんなに難しい実装は頼まれなかったのですが、しっかりやらなきゃ!というプレッシャーもあり、分からないながらに色々調べたり、質問したりして実装を進めていました。

スクール課題も空き時間に進めていましたが、実務を続けながらするのがしんどくなって土日にやることに。。。ただ、月末頃には毎日の積み上げツイートも辞めてしまい、この頃から実務以外の学習に時間を充てる余裕がなくなってきていたと思います。

転職して3ヶ月目(2021年9月〜)

9月には社長との1on1で、給与見直しの機会がありました(※4半期ごとに給与見直しがある)。

実務にちょっと入りつつある段階で給与アップを希望するのは、どうなんだろう…とためらいつつも、本音でお願いしたいとのことなので、思い切って交渉。

社長からは、イシューを積極的に巻き取る姿勢を評価していただき、給与交渉は成功。希望の額ではなかったが、概ね満足して実務にも取りかかれました。

私がやっていた実務は、ある集客サイトの運用だったので、TOPページの改修をしたり、機能追加したりと主にフロントエンドの作業が多かったです。
特にマーケ担当やデザイナーさんが関与していたわけではなく、好きにサイトいじってもらっていいよ、という感じだったので、自分でFigmaを使ってサイト構成やバナーを作ってみたり、写真素材を探したり、簡単なデザインから実装までを担当していました。

好きなふうにやらせてもらえるのは自由でやりやすかったのですが、いま思えば特に技術的指導もなく、かなりの放置プレイだったかもしれない。。。

プライベートでは東北旅行を約10日間しました。仙台→山形→秋田→青森→盛岡を回って、いわゆるワーケーションを満喫しました。スタートアップで働いているという感覚はまだあまりなかったです。


転職して4ヶ月目(2021年10月〜)

この頃から、精神が少し不安定になり始めました。会社がOKRを導入し、チーム制度を作った頃でした。それまでは明確なチーム制度を作っていなかったので、エンジニアとしての役割しか与えられていませんでした。

ただ、チームでやるとなると、目標に向かってどういった指標を設定すれば良いのか、どう成果を出していくか、会社にどう貢献できるかといったことが日々求められるようになりました。

今まで、あまり会社のことを考えずに、ひたすら手を動かすだけだった私は急に意見を求められ、戸惑うようになります。

ある人にも、会社での生存価値をここで示さないと、これからやっていくのが厳しいなど、プレッシャーになる言葉を何度か言われたりして、落ち込むことも多かったです。

今思えば、スタートアップに所属しているという意識が低かった。退職勧奨がある会社だし、いつ何があってもおかしくないということを忘れていたのです。

それと同時にふと疑問を思うようになりました。エンジニアになる前は、あんなに毎日頑張って勉強していたのに、エンジニアになった後は、退勤後も土日も勉強する気に全然なれなかった。モチベーションが全然湧かなかったのです。

もちろん、副業の仕事をしていたから、十分な時間をとれなかったこともある。実家にいるからゆるい環境で生活を送っていたこともある。でも、なんでこんなにモチベーションが湧かないんだろう。エンジニア転職を達成したあとの燃え尽き症候群なんだろうか。自分はエンジニアになりたいと思って転職したけど、やっぱり向いてなかったんだろうか。

そんなことを毎日思うようになりました。


転職して5ヶ月目(2021年11月〜)

仕事へのモチベーションも、学習へのモチベーションも相変わらず上がりませんでしたが、このままではだめだと思い、コミュニティのもくもく会に参加したり、仕事とは別で、新しいスポット案件にも挑戦してみました。

10月は悩みながら仕事をしていることが多かったのですが、この頃には割と吹っ切れていました。

エンジニアに向いていないとか悩んでても仕方ないから、とりあえず動こう。新しいことやってみよう。それに、モチベーションをずっーと継続するなんて無理な話しだから、自分の無理ない範囲で少しづつ進もう。

こうやって気持ちを切り替えられたのは、自分の周りにいるポジティブな人たちの意見やアドバイスのおかげだと思います。

終わりに

振り返ってみると、なんだか最初はやる気があったけど、段々と色々な壁にぶち当たり、思い悩んでる人。。。みたいな少し暗いポエムになってしまいました笑

未経験からのエンジニア転職って、入社してからも大変とはもちろん聞くので、こういうことも予想はしていたのですが、自分は思ったよりもモチベーションが続かないのが少し辛かったな、、と思います。

ただ、その業界に入ってみないと分からなかったこともたくさんあるので、ひとまずは挑戦してみてよかった!と今は思えます。入る前はあんな頑張ってたのに、入った後はこんなに頑張れないのか自分、、というのに気づけたのも良かったなと思います。

2021年は自分にとって、様々なことに挑戦したけど、それと同時に色々なことに思い悩んだ年でもありました。

でも相変わらず、新しいことに挑戦すること、新しい環境に飛び込むことは好きなので、2022年も自分のワクワクするほうに向かってみたいと思います。





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