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じゃんけんほいほい


前提として、

・潰し(対面) …グー

・崩し(積み) …チョキ

・受け(サイクル) …パー


子供の頃にやったことある人ならわかると思いますが、例えばサムネのような状況になった時、グー&チョキ側はチョキを出せば最悪でも引き分けで負けることがない、つまり5分以上の勝負を仕掛けられます。


では、実際のシングルバトルとして、以下の性質を持った2つのPTの選出見せ合いを考えます。

A …対面&積み(グーとチョキ)

B …サイクル&対面(パーとグー)


この場合、B側は対面(グー)の選出をすればAの対面と積みの両方に対して5分以上の戦いが期待できます。


この状況の具体例としては、襷ステロ展開と高速エースを仕込んだ受け構築同士のマッチングが挙げられます。


前者は襷ランドロスなどのステロ展開から積みエースでのサイクル破壊を狙い、純粋な受け選出に対してはこの選出が通ります。しかし、もし後者がミミッキュやゲッコウガなどを絡めた対面選出をしてきた場合、積み展開はストップされてしまいます。


先程はB側が対面(グー)選出をすれば5分以上の戦いが出来ると言いましたが、逆に言えばA側はどの選出をしても5分以下の不利を取ってしまうことになります。これが、今日直線的な積み展開が通りにくいと言われる理由の1つでしょう。


ただ、数値受けを崩す上で積みが必要な要素であることは間違いありません。そこで、A側が取れる対策としてはサイクル(パー)要素を盛り込むことです。


HBDカバルドンを採用したカバマンダなどの並びが躍進しているのは、最低限のサイクルをしつつ、裏の積みエースを展開できるのが大きな理由ではないかと思います。


7世代シングルを単純なじゃんけんで表すのはかなり無理がありますが、少しは考える助けにはなるんじゃないかということで。


これ以上やると散らかりそうなのでここまでにします・。・

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