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中日ドラゴンズ

僕は大阪出身でありながら中日ドラゴンズのファンという珍しいタイプである。異端児である。エキセントリックである。パイオニアである。パイオニアではない。

たしかに幼稚園児の頃は訳もわからず阪神タイガースの帽子を被って田んぼを走り回っていた。

中日ファンになったのは、野球をやり始めた小学2年生くらいで、プロ野球チップスで川上憲伸が5回くらい連続で出て、そこから中日ファンになった。

当時の中日はとても強かった。落合監督の守り勝つ野球に憧れてすぐに中日ドラゴンズの帽子を買ってもらったし、グローブも荒木モデルを買ってもらった。6年生のときには井端モデルを買ってもらった。でもバットはイチローモデルにした。

初めてプロ野球を観に行ったのは、京セラドームの中日vs阪神だった。僕の記憶が正しければ川上憲伸が先発で3-1で勝ったような気がする。ただ、山井やったような気もするし山本昌やったような気もする。5-2で負けた気もする。その日の夜、スポーツニュースを見てるとダイジェストで天むすを頬張ってる僕の姿が流れた。これが僕のテレビデビューである。

僕の家族は、父、母、兄、祖父、祖母、叔父の7人で暮らしていた。父は阪神ファン。兄は西武ファン。叔父は巨人ファン。祖父は朝青龍のファンで、毎日熾烈なチャンネル争いが巻き起こっていた。

あの頃はあんなにプロ野球を見ていたのに今ではほぼ見ない。この前本屋でなんとなくプロ野球名鑑を見てみたら僕の知ってるプロ野球選手は全員巨人にいた。プロスピのペナントレース7年目みたいなチームになっていた。

その点サッカーはおもしろい。リーグもたくさんあり、ある程度均衡している。プレミアリーグのゴールが決まった瞬間の歓声や雰囲気なんかは最高だと思う。

みなさん、DAZNに登録してプレミアリーグを見ましょう。

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