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『集団疎開』の疑問～何故その場所に子供だけ？

涌井 元気 (北条まほら)

最初のその話題が出てきたのは1/11頃の事でした。

その時点では、何故保護者と引き離すのか、何故家族と同行できないのか理由が判然としない為、不思議に思っていました。

その後本格的に集団避難が始まり、2か月ほどを想定している事をメディアが伝えています。

ところが、3日前あたりから、先行きが分からなくなります。

まず、疎開の期間2か月の予定が不透明になり、授業を行えないからという理由で疎開させたはずなのに、授業は当分行わなず自習にするという、不可解な内容。

水道等のインフラが壊滅し復旧の見込みがなく学校再開の見込みがない、特に中3の子供たちは来月から私立高校入試が始まり、3月になれば公立高校の入試もあるが全く対策が取れず受験すら困難になりかねない、そういった理由で別の場所で授業を行えるようにする、それは分かります。

ただ、何故あえて親元を離れさせるのか、さらに入試以降も帰還できるかわからない上に、そもそも授業も当面行わない。

しかも、調べてみると、疎開先は人里離れた雪深い山奥で、地元民曰く、スキー場しかなく、容易に行き来できるような場所でもない。
あえてそこを選ぶ理由も定かではありません。

そもそも、突然、集団疎開するかどうかという決断を迫られ、地元の保護者や子供たちも困惑していました。

状況に応じて保護者が生徒と面会することも想定していると言いますが、そもそも保護者が自由に面会できないというのもおかしな話ですし、あくまで未確認情報でさすがにそれはないとは思いますが、授業に必要ないという理由でスマホを持つ事が許されていないという話もあり、保護者との連絡を完全に断たれてしまう事から、自治体による誘拐ではないかという「陰謀論」まで囁かれています。

もちろんそんなことはないと思ってはいますが、余計な不安を煽らないように帰還時期を明確にするなど、自治体側も情報を公開していくべきだと思います。

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