故旧(とも)を思う　G major 3/24

イメージアーティスト

ゴスペラーズが好きやった。
今でもだけど。

高校は部活（合唱部）で選び、コーラスの世界へ足を突っ込んだ。
思えば私の音楽人生はここからスタートしたのかもしれない。
超絶個性的な仲間と、超絶個性的な恩師に恵まれ、人生でも１・２を争うほどの充実した３年間を送ることができた。

当時はゴスペラーズ様も「永遠に」「ひとり」の大ヒットで、アカペラブームを牽引した存在であった。
合唱部の仲間や大学の同級生などと一緒にゴスペラーズの楽譜を用意してアンサブルを楽しんだものである。
ちなみにオレは選択の余地なしてベースだった。

そんな中で今回どのキー設定でアカペラに挑戦しようかと考えたときに、即決でGメジャーの「Promise」が頭に浮かんだ。

若々しい彼らのハーモニーが非常に心地よく、Aメロから聴いている自分が歌いたくなる曲である。
高校生の頃、友達が最後の「ぷろーおぉみぃ〜〜〜〜〜す」のところの歌い方を何度も聞いてきたので一緒に歌ってみせたのは人生の思い出。

そんな爽やかな時代のゴスペラーズの曲を思い浮かべながら、自分でもアカペラ曲を作ってみることにした。

楽曲について

題名は「故旧(とも)を思う」としました。
本当は「こきゅう」と読むんですけど、語感で「ともをおもう」としました。
テーマは旧友。
自分ももうすぐ40を迎えるわけで。
小学校中学校高校大学、そして教員時代、アルバイト時代を経て今日に至るわけで。
それこそ小学校中学校時代にむちゃくちゃ遊んでいた友達なんかは成人式で会ったきり、早20年である。
はぁ…
全くどう生きているのかもわからない、連絡先も知らない（昔携帯なかったし）ので、そんな旧友のことを考えると、どんな人生をお互い歩んできたんだろうかというのは自然な興味となって目の前に現れたんですね。

大きく言うとそんなことがテーマですわ。
幸せな瞬間もあっただろうし、キチい瞬間も絶対あっただろうし。
このコロナという時代もがんばって乗り越えたと思うんですよね。
となるとやっぱりそんな同級生なり仲間を称えたいじゃないですか。
そんな気持ちで書きました。

今回の気付き

みなさん。
「多分」の反対語ってなんだと思います？？😄

「きっと」なんだよ！！！！

「きっと」ってだいぶ安心感ない言葉に思ってたんだけど、辞書によると絶対ぐらいに確定的な意味らしいんだわ。
なのでこの曲ではサビで対照的に使ってみましたね…
また一個勉強になったよね。

アカペラのむずさ（楽しさ）？

アカペラはまじでむずい。
いきなり素人が何人も集まってさぁやってみようでは相当むずい。
アカペラやる前に合唱なりハーモニーの訓練をしっかり積む必要がある。
これは間違いない。
まずアカペラグループとなると担当するパートは自分一人のみ。
だから他に頼ることができない。
なので自分のパートの音が取れないやつは問題外。
そしてそこからさらに、他のパートの人間といっしょに歌っても決してつられない、ブレない音程感をもっていないといけない。
実体のある楽器を弾いて演奏することも技術が必要だが、アカペラやるのも相当な技術がいるのは確かである。

だからそのキツい練習を乗り越え、仲間とハーモニーがバシッ！と決まって歌えたときは最高に気持ちがよいのである。
若いみなさん、ぜひ素敵な曲を素敵な仲間とともに歌ってみてはいかがですか😄

そんなこんなで、オレは学生時代にコーラスがんばってよかったな〜と実感しているのである。
まあもちろん自分で書いた曲なんで全パートちゃんと歌えるだろというのは少しはあるけれども。

パートについて

MVの並び順の通りに、曲のパン振りをしていて。
左から順にバリトン、ベース、ボーカル、セカンドテナー、トップテナーとなっておりやす。
実際自分で歌ってみると、トップテナーが一番むずかった…
昔はきれいに出せていたファルセットが、このくたびれた喉で歌うとガリガリとした喉鳴りがして非常に申し訳なかったです。
これも練習していけば元の声に戻るんやろか…

自分で歌っとって楽しかったのはやっぱベースだな。
「Promise」でもだいぶベースに細かい音の動きがあったので、私も大いに参考にさせていただいた。
そしてぇ！！！
サビのコード進行はぁ！！！
G→F#m7-5→Bm7→Em7→Dm7→G7→CM7（多分）
の伝統のツーファイブでやらせていただきましたね…
わからない方は自分で調べてね。
例えば「ドレミファソラシド」てスケールがあるとするがん。
んでそれぞれの音が一番下にある和音があるでしょ。ドミソ、レファラとか
で順番に数えるとレが２番目でソが５番目じゃんね。
なんでツーファイブてな２番目、５番目を通って１番目に戻る進行のことすわ。
レ→ソ→ド　という進行が簡単にいうとツーファイブすね。

終わりに

もっと歌練習します！！！！

※加筆修正の可能性が大いにあります。