まず、やってみる。

小2女子と3歳男子を育てながら、遠距離通勤(片道1.5h)&製造業の会社でフルタイムで働いています。

一部上場の企業の管理部門で、約15年間(2回の産休育休を含む)、さまざまな業務を担当してきました。

昨年のコロナ渦に二度目の育休から復職してもうすぐ1年。

平日は、朝6時、子どもの寝顔に行ってきますを言って、家を出て、18時過ぎに帰宅。22時頃、子どもと一緒に死んだように寝落ちて4時半に起きる。

そんな毎日。

とにかく時間がない。

やることに追われ、自分の時間を確保することが難しい。

新しい生活を必死にこなしながらもモヤモヤとした気持ちが消えない。でも、じっくり考える時間も心の余裕もない。

そんな毎日を繰り返しているうちに、いよいよ睡眠のリズムも崩れ、ぐっすり眠れなくなってしまった。

あまりにも疲れが取れないし、眩暈を起こしたり手が震えたり。

命を削っている感がぬぐえず、初めて心療内科を受診。

「あなたにとって、今の生活はオーバーワーク。良い意味では充実しているかもしれない。でも、悪く言えば欲張っている状態とも言える。あれもこれもと忙しく、ぼーっとする時間もない。今は眠れない、疲れが取れないで済んでいるけれど、このままだと身体を壊すよ。」

先生の見立ては「過労」

ショックを受ける反面、やっぱりそうだよねと、どこかほっとしたような気持ちも。

朝、まだ暗いうちに家を出て、太陽の光を浴びぬまま駅直結のオフィスビルに入って、暗くなるまで働くというライフスタイルが、私には合わない。

育休中は、子どもと一緒だった。

ずっと自然の中で、太陽の下で過ごしていたんだもの。

ワーキングマザー歴8年。

周りを見れば、みんな頑張っているから。

私より、もっともっと忙しく働き、もっともっと頑張っているママもたくさんいる。

私は頼れるところに頼り、仕事も適正量でやらせてもらっている。

仕事での心理的負荷は少ないと自覚している。

とても恵まれた環境だと思う。

でも、もう疲れたなって。

そして、本当に大切にしたいことに
気が付いた。

子どもともっと一緒にいたい。

働き方を見直したい。

今の会社員生活を手放しそう。

初めて、この気持ちを認めようと思えた自分。

15年間、会社員として頑張ってきた私。

子どもが生まれてワーキングマザーとして頑張ってきた私。

嘘偽りなく、充実していた日々に感謝。

時間がないからこそ、様々な気付きがあって、新しい工夫も生まれた。

今は身体を壊してしまって、ちょっと後ろ向きだけど、頑張ってきた自分を否定したない。

ゆっくりゆっくり、気になることをやりながら、変化していきたいと思う。





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