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自由なキャリアを描きたいと思った理由

働き方とは、「生き方」だ。

フルタイム会社員を辞め、新しいキャリアに一歩踏み出すことに決めた大きな理由は3つ。

①時間に追われる生活に心身ともに疲弊し切っているから。(働き方、理想の暮らし)

②自分の価値観が大きく変わってきているから。
(コロナ渦、新しい世界との出会い、自己理解)

③子どもたちともっとじっくり関わりたいから。
(子育ち、今を生きる、お金より大切なこと)

①働き方と理想の暮らしについて

会社のあり方(残業、昇格昇進、女性活躍、効率化、マネジメント、制度)のどれをとっても、ワーキングマザーになったことで、見える世界が大きく変わった私からすると時代遅れの一言。

たまたま、10歳年上の女性社員と仕事をする機会が増えた。役職について頑張っている先輩方を見ても、自分がなりたい姿ではないと思ってしまった。
同年代の女性社員と話しても、みんな同じ気持ちでいるし、未来は明るくないと感じた。


理想の暮らしとは?

どんな働き方がしたい?

どうしたら、理想の働き方と理想の暮らしを実現できるのか?

約1年、ずっとずっと考えてきた。

結論、今の働き方は理想の暮らしとは程遠いということ。

そして、新しいキャリアを描くことに挑戦したい!という気持ちが強くなった。

時間が無い中で動き出すのは、さらに自分を追い込むことになるからこそ、不安も躊躇いもある。

でも、今頑張らなければ理想に近づくことは出来ないんだ。

今、頑張ろう。
そんな前向きな気持ちになっている自分がいる。


久しぶりに開いた過去のnote。

数ヶ月前にも、環境を変える!という決意が書いてあった。
動き出すまでに時間がかかりすぎだろうと突っ込み、自分に呆れてしまう。 

理由があるとすれば、それは今までの自分の人生、価値観から生まれた強烈な現状維持バイアスが働いていたからだろう。

今の生活を変えないほうが良い、安定思考。

心に感じた違和感や疑問に蓋をして、心にブレーキをかける自分がいた。昔からの癖だ。

考える暇がないくらい忙しかったこともある。

夏前に新しい職場に移り、~すべき、~しなければならない、という価値観ですべての仕事を回す環境になった。
後ろ向きな理由で常に100点を求められる世界に面白味も新鮮さも感じない。
不毛な残業続きの毎日がとても苦しくて、もう限界だと追い込まれた。

そして、ようやく心のブレーキが外れ、現状維持バイアスが崩れ始めた、というわけだ。

変わらないと。

このままじゃだめだ。

そんな焦りにも似た感情が生まれた。


最近よく耳にする「風の時代」というフレーズが好きだ。

もっと世の中を良くしていこう!人生を楽しもう!
そんなプラスのエネルギーが溢れる世界に身を置いて、生きていきたい。

今は、自分の気持ちに向き合おう、理想の暮らしに近づけよう、と動き出したところだ。


②コロナ渦、新しい世界との出会い、自己理解

コロナ渦で、世の中が変わっていく中、
頭でっかちで変わり切れない会社に身を置きながらも、Voicy、SNS、本等から新しい情報を仕入れ続けた。

人生を楽しんでいる素敵な人がいる。

チャレンジしている人もたくさんいる。

色んな働き方を知った。

素敵な考え方に刺激を受け、勇気づけられた。

だんだん、私にも出来るかも!と思えてきた。


気持ちが変わってきて、働き方を変えよう!と決めたものの、この先何がしたいのか全然分からない自分。

なぜか昔から心に蓋をして生きてきた。
色々なきっかけから、もともと私の中にあった思いや価値観に気が付いた感じがする。

今まで、心に蓋をしていたことにも気づかず、平凡に幸せに大人になった。
ずっと恵まれていたし、器用貧乏で秀でたところもない代わりに大した苦労もせずに、生きてきたと思う。

そんなことに、ようやく気づいたところで。

あれ、私は何がしたいの?
何ができるの?
何が好きだったんだっけ?

分からないことだらけだーと愕然とする。

まずは、自分自身の棚卸し。

本当のスタートはそれからだ。

闇雲に働き方を変えても、きっと満足する生活になるまでに時間がかかるだろう。満足できなければ、すぐに後悔してしまうかもしれない。

目指す方向性をバシッと決めて、納得して、良いスタートを切りたいところ。

私は何が好きで、何が得意で、どんな価値観を大事にしているのか?

自己理解が終わった時、
どんな世界が見えるのかな。
とてもワクワクしている。


③子育ち、今を生きる、お金より大切なこと

育休から復帰し、忙殺される毎日の中でも、スクスク育つ子どもたち。

娘は9歳になった。
まだ、たまに甘えてくるけれど、以前よりぐっと大人びてきて、自立に向かって一歩、二歩と進んでいるように思う。
私が残業で遅くなった日は、戸締りをして、お風呂を沸かして待っていてくれる。私が疲れすぎて昼寝してしまった休日には、うんち!と言う弟をトイレに連れて行き、おしりを拭いてくれたこともあった。ママを起こしたら可哀想だからって。気が利くし、本当に優しい子だ。

ついつい弟を優先してしまい、たくさん寂しい思いをさせてしまったと思うから。

ママ、ママと呼んでくれる期間は、きっとあと少し。やっぱりもう少し側にいて、たくさん話したいと思う。見守りたいと思う。私に似てる子だから、私が子どもの頃に出会えなかった大人や世界に触れて欲しいと思っている。


3歳の息子も、とても可愛い。
きっと三人目を出産することはない。
だからこそ、彼の可愛い可愛い幼児期をじっくり味わいたいと思った。
大人の都合で、赤ちゃんの頃から忙しい生活をさせてしまってきた。
もう一度私の子育ての原点である「子育ち」に立ち返りたい。

日課を安定させた暮らしをしながら、彼のありのままを受け止めて伸び伸び過ごさせてあげたい。

一緒に自然の中に繰り出したい。

時間的にも精神的にも余裕を持てる働き方で、子どもたちとの時間を楽しみたい。

この想いはずっと胸にあった。
でも、教育費が必要だからとお金を優先させて仕事をしてきた。
お金も大事。それは事実。
でもお金より大切な時間があると思うのだ。


1年後には、そんな時間を持てているはずだと思い描くとワクワクするし、やっぱり今のままがいいとは思えないなと実感する。


noteで気持ちを洗い出す。

ようやく気持ちが固まった。

一歩、動き出した自分。

楽しみながら頑張ろう!

自由なキャリアを描けるかどうかは、
自分次第だから。

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