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大阪のバスケ・岩手のサッカー・広島の野球

12月24日。M-1グランプリの日に、Bリーグ・大阪エヴェッサがホームゲームを開催していた。M-1は18:30放送開始なのに対して、エヴェッサは18:05試合開始。完全に真裏になる。
「これひょっとしていつもより観客減るんじゃないの? だって大阪だし」というクソ偏見のつもりで観客動員数を調べてみたら、マジで減っていたから笑ってしまった。

観客動員出典:Bリーグ公式

Bリーグは土日連戦の場合、基本的には日曜日のほうが観客動員数が多い。今期のエヴェッサも例に漏れず、週末にホームゲームを開催したすべての節で、土曜日より日曜日のほうが観客動員数を伸ばしていた。なのにこの日に限って、前の日より860人も動員を減らしている。

ちなみにこの日は、Vリーグ・パナソニックパンサーズとの共催試合で、同じ会場で昼はバレー・夜はバスケが観戦できる、というスケジュールになっていた。せっかくなので両競技の動員数も並べてみたところ、

観客動員出典:Bリーグ公式・Vリーグ公式

土曜日はバレー → バスケで伸びていた動員とほぼ同じ数を、日曜日に減らしていた。マジでM-1の裏が穴になっていたらしい。やっぱり大阪ってそうなんだ。

いやまあ、実際には「12/24の夜だから」の可能性のほうがよっぽども高いと思うんですが、どうせだからM-1のせいということにしたい。そっちのほうが面白そうなフェイクなので。


今年4月から、Jリーグを中心としたサッカー情報番組「KICK OFF!」が全国で始まった。地域ごとに地元局が同名タイトルの別番組を制作する、という、テレビではちょっと珍しい形態で放送されている。
各局の番組は公式YouTubeチャンネルにまとめられている。サッカーにそこまでのめり込んではいない私でも、地方発の番組を横断するコンテンツとして見るのがけっこう楽しい。

で、このチャンネルの動画を見ているとやたら耳にするのが、木梨憲武&ナオト・インティライミ「ジャイアント・キリング」。番組を制作する30局中12局でオープニングテーマに使われているので、一周するだけで10回以上も聴くことになる。

このオープニング曲。

しかしこの曲は、2022年のワールドカップの際に、応援歌としてふたりが勝手に作った曲で、MVも公開されていなければリリースもされておらず、なんなら配信にも載っていない。これだけ耳に残っているから配信でも聴きたいし買いたいのに、まあどこにも見当たらない。
どこかフルで聴ける場所はないかとあちこち探して、やっと見つけたのが、岩手朝日テレビ「KICK OFF! IWATE」の番組ページ。

なぜかここでは、この曲がフルコーラスで公開されている。そしてなぜか、フルコーラスはここでしか聴けない。あれだけ私の耳に残っている曲なのに、関係者の誰とも縁のない岩手でしか聴けない曲になっている。なんで?

でもいい曲だからみんな聴こう。

(2024.03.18追記)
4月発売のニューアルバム「ファンタジスタ」への収録が発表されました。


広島東洋カープの公式アプリ「カーチカチ!」のアイコンがすごい。

カープ坊やの口なのだ。

球団公式アプリにマスコットを起用することには何の不思議もないけれど、カープ坊やの象徴的なパーツが口だと思ったことがないので、カープを象徴するものってそこでいいの? という気持ちのほうが強い。敬虔なカープファンなら、このアイコンからでも溢れる赤ヘル魂を感じられるのだろうか。

目のアイコンと組み合わせると、ホーム画面でクソ福笑いを作って遊べる。


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