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オンライン・オフライン、ハイブリッドイベントにおける安定したライブ配信に必要なもの|キュリー株式会社

Cerevoのライブ配信機器は、10年以上にわたり、世界85エリア以上のハイクオリティなライブ配信を求める皆様と共に進化し続けています。

今回は教育に関する活動を行っているキュリー株式会社に、セミナーライブ配信時にCerevoのライブ配信機器「LiveShell W(ライブシェル・ダブリュー)」を利用した様子についてお話を伺いました。

LiveShell Wを利用したきっかけは?

キュリー株式会社は中高生向け学校外のイベントを紹介するメディア「Qulii」をはじめとして学生団体のイベント支援や教育に関する活動を行っています。コロナ禍に伴いイベントやセミナーのオンライン化が進み、連携している学生団体のオンラインイベント配信支援や企業や地方自治体のセミナー配信技術支援を担当するようになり本格的に配信事業に参入しました。

新型コロナウイルス感染拡大後から、セミナー配信事業に本格参入

事業立ち上げ当初は、他社製のスイッチャーが一体型となっている配信エンコーダーを使用していました。しかし自社スタジオを始めとして屋内外様々な条件下で配信を実施していく中で、安定性にかける場面や配信される映像の色味が変わってしまうなど品質における課題が目立つようになってきました。

その中で、比較的安価でなおかつ多くの現場で採用されている実績のあるライブ配信機器「LiveShellシリーズ」と出会いました。サイズがコンパクトで持ち運びが容易な上に、直感的な設定が可能で品質面にも安心できる点においてメリットを感じました。現在ではYouTube LiveやVimeo Liveを中心としたオンライン配信にて、LiveShell XまたはLiveShell Wを使用しています。

LiveShell Wを利用してYouTube LiveやVimeo Liveに配信

実際にライブ配信を行なっていると入力映像を増やさなくてはいけないことなど、その現場に応じた必要な対応が求められることがあります。自社スタジオであればそういった要望にもお答えすることが出来ますが、屋外に機材を持ち出して配信を行うケースですとやむを得ず機材構成の関係で対応出来ないケースが発生してしまっていました。

そのような場合でもLiveShell Wは配信エンコーダー機能に加えて、2つの映像入力をスイッチングする機能や画像形式のテロップを追加したりと急遽変更が発生した際でも簡単に対応できます。「配信を行う際にLiveShell Wをとりあえず持っていけば安心できる」という気軽さが弊社内で喜ばれ、特に自社スタジオ外での配信で活用しています。

不測の事態が起きやすい環境でこそLiveShell Wがあると安心

具体的にどういったシーンでご利用されていますか?

企業様のセミナーやイベントなどを中心にスイッチャーで作成した画を配信する際にLiveShell Wを利用しています。特にLiveShell WはHDMI入力2系統をシームレスに切り替えながら配信することができるため、オフライン・オンラインの両方で参加者がいるハイブリッド配信など中型規模の配信で主に活用しています。

オンライン配信ではイベント開始前はCMを放映しておいて時間になったら配信映像に切り替えたり、何か配信トラブルがあった際に事前に登録しておいた静止画テロップやスライドにすぐに映像を切り替えるといったことができています。

映像スイッチング機能がハイブリッドイベントのライブ配信に活躍

またミスが許されないような大型のライブ配信では、複数チャンネルに配信できる機能を使い、YouTube Liveへの配信とあわせVimeo Liveなどのストリーミングサービスに同時配信を行いメイン配信中に障害が発生してもスムーズにバックアップ用の配信に切り替えれるようにしています。

さらに大きなイベントなどではハイエンドモデルの配信エンコーダーでメイン配信を行い、LiveShell Wをバックアップ用のエンコーダーとして利用するなど配信の規模感や構成に合わせて様々な用途で使用しています。

トラブルが起きたときのバックアップ体制としてもLiveShell Wを活用

LiveShell Wの使い勝手はいかがですか?

LiveShell Wはメインの配信エンコーダー機能、2つの映像をスイッチングできる機能、テロップの表示・録画など配信に必要な基本的な機能がコンパクトな機体に搭載されています。持ち運びしやすく、簡易的なスイッチャーとしても使用でき、何かトラブルがあった時にでもこの1台さえあればライブ配信を実現できる点がやはり素晴らしいと思います。

LiveShell W、1台あればどんな状況のライブ配信にでも対応ができる

また他社エンコーダーは専用アプリをパソコンにインストールしてストリーミングキーなどの設定を行う必要があるものが多いですが、LiveShell Wについては事前にアプリのインストールが不要でローカルネットワークに接続されているパソコンのブラウザから簡単に設定を行うことができるので特に自社スタジオ外での配信で活躍しています。LiveShell Wに入力されている映像のモニタリングと音量メーターの確認もリアルタイムでWebアプリから行えるところも気に入っています。


Cerevo ライブ配信機器「LiveShell W」

LiveShell Wは、世界中で愛用されている「LiveShell X」搭載の機能に加え、2入力ビデオスイッチング、映像エフェクト機能をコンパクトな筐体に凝縮。モニタ出力、オーディオ入力など、豊富な入出力端子を備えています。また本体のコントロールダイヤルと映像セレクトボタンで映像切替操作が可能です。マイクアンプを内蔵し音声コントロールも自在です。

▼購入および導入のご検討は製品Webサイトをご覧ください▼


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