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20201126先負

ここ数年、それほど悲しいわけでは無いのに涙を流すことが多くなっていた。年を取ると涙脆くなると言うのは本当だと思っていた。

とあることで、眼科を受診したところ「鼻涙管閉塞」であることが判明した。涙は常に目を覆い洗浄や潤いを与えているが、その涙は鼻涙管を通って鼻経由で喉に流れる。その管が鼻涙管であるが、年齢とともに、チリや目脂が詰まり最後には閉塞するらしい。詰まると少し涙の量が増えただけで流れる。泣き虫になるのだ。

私の場合は右左ともに閉塞していたが、まだ初期?段階であったことから、目から鼻へ涙管ブジーと言う直径1ミリ弱長さ9センチのシリコンチューブを通して、入れっぱなしにすること3ヶ月(2月17日から5月18日)やっと解放され、泣き虫を卒業した。

やはり、異物を3ケ月も入れると鼻の横の皮膚の表面がカサカサになり弾力がなくなって来た。シリコンチューブを抜いた後も炎症が治らず、目脂で朝上下のまつ毛がくっつき目が開かずびっくりした。約半年が過ぎ10月頃から調子が良くなり完治した感じがする。

この処置で済んだが、これを放置しているとメスのお世話になるか、生涯泣き虫であるかの選択になるのかもしれない。

皆さん、泣き虫になったら早めに眼科を受診した方が良いですよ。