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読書まとめ 『FACT FULNESS』

読書まとめです。
インプット→アウトプットの練習で書いてます。いずれ有料化させます。
と言うのも、本を読むのが面倒、時間がない。とう言う方たちでも内容を要約して伝えられたら良いと感じたからです。

さて今回は、『ファクトフルネス』です。

まず、
FACTとは、「真実」
FULNESSとは、「満たす」
真実で満たす。と言う事。

なにを?

と言うと、

情報についてです

Q.世界中の1歳児のうち、何かしらの予防接種を受けている子の割合はどれでしょう?
A 20%
B 50%
C 80%

どれだと思いますか?

答えは

Cの80%です

頭のいい人ほど間違えるそうです。
なぜか?
勉強をした時期から時間が経っていて、その情報がアップデートされていないことが多いこと。それと人間の本能について、

1 分断本能

何事も2つに分けなければ気が済まないこと。

多くの場合、実際に分断ははく、誰もいないと思われている中間部分に大半の人がいる。
大半の人がどこにいるか探すこと。
「平均の比較」に気をつける。平均はばらつきを隠す。
「極端な数字の比較」に注意する。大半の人は「上」でも「下」でもないところにいる。
「上からの景色」であること。相対的貧困などが挙げられる。日本での貧困は極度の貧困層から見れば裕福である。と言うこと。


2 ネガティブ本能

世界はどんどん悪くなっている、と言う思い込み。
ネガティブな情報の方が周りやすい、小さな良いことは取り上げられない。
「悪い」と「良くなっている」は両立する。 現在の状況と変化の方向。
悪いニュースが増えたとしても、悪い出来事が増えるとは限らない。
美化された過去に気をつける。国家は歴史を美化する。


3 直線本能

「世界の人口は増え続ける」と言う思い込み
グラフが真っ直ぐに伸び続けるとういことはまずない。
直線のグラフに当てはめて考えないこと。
乳児死亡率が下がると、出生率は下がる。


4 恐怖本能

目には見えない化学物質を恐れる
恐怖と危険は違う。
恐ろしいものには自然と目がいってしまう。リスクを正しく計算すること
リスクは危険度✖️頻度 質と量の掛け算。


5 過大視本能

一つの数字に囚われないこと。
比較すること
・どの数字と比べるべきか
・1年前や10年前と比べたらどうなっているか?
・似たようなものと比較
・どの数字で割るべきか
・合計するとどうなるか
・一人当たりだとどうなるか
80:20ルール
8割を占める項目、なぜそうなっているか。
2割をチェックする。
「最も貧しい場所では、すべて完璧にはできない。何かを完璧にしようとすると、もっと大切な他のことが疎かになる。」


6 パターン化本能

一つの例が他に当てはまると言う勘違い。
極度の貧困にある人たちをニュースで見て、人類の大半をそこに押し込んでしまう。「あの人たち」と言うように。
旅をすることで見識が広がるということ。
同じ集団の中にある違い、
違う集団の間の共通点、
違う集団の間の違い
過半数に気をつける
強烈なイメージに気をつける


7 宿命本能

色々なものが変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているということ。
文化が変わった例を探す。
知識をアップデートし続ける。


8 単純化本能

一つの視点から世界は理解できない。
自分の考え方を常に検証する
数字は大切だが数字だけに頼ってはいけない。
単純なものの見方と単純な答えには警戒しよう。


9 犯人探し本能

誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと。
誰かを犯人にしたがる
犯人ではなく、「原因」を探すこと
ヒーローでなくそれを成立させている仕組みにフォーカスせよ


10 焦り本能

将来のリスクについて鈍感
不確かな未来のリスクを目の前に差し迫ったものだと感じさせる、そして、今こそ重要な問題を解決するチャンスである。


こういった10個の項目について具体的に述べられている。
自分が世界をどのように感じていたかがわかるし、知人がどのような答えを出すかも知ることができる。
それについての向き合い方、考え方を学ばせてくれる。

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