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週刊プロフ

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中央アジアの炊き込みご飯「プロフ」を愛する人たちが、毎週プロフについてアツく語るマガジンです。
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2019年6月の記事一覧

当たり前にプロフが食べられる、いつかの日本で:その2

― 続いては、レポートのコーナーです。今日はどこに行っているのかな? レポーターの、ユウコちゃーん!  はーい☆ 今日は毎年恒例、お台場のプロフ祭りに来てまーす! 今年も大人気の、「ご当地プロフ日本一決定戦」が開催されてますー! さっそく会場に入ってみましょう!  わー見てください! 会場は大混雑ですね!すごい熱気です! どのブースからも、おいしそうなプロフの香りがしてますよ!  ひとつ行ってみましょう...こんにちは! こちらはどこのご当地プロフですか!?

当たり前にプロフが食べられる、いつかの日本で

 午前中もがんばった。ようやく昼休みだ。 「さて、昼メシは何を食べようかな。」  会社を出て、歩きながら考えよう。  ラーメン?  ・・・いやいや。今日はご飯ものが食べたい。  カツ丼?  ・・・いやいや。ちょっと重いな。  カレー?  ・・・いやいや。午後も仕事だ。ニオイが気になる。  チャーハン? ・・・いやいや。ちょっと物足りない。  そうだ・・・  プロフを食べよう!  プロフは肉がゴロゴロ入ってるから、ボリュームがあって元気が出る

結婚式の「朝プロフ」

前回お話しした結婚式のプロフの続きを。 結婚式のプロフ。 ウズベク語ではトイオシュto’y oshiと呼ぶ。 私の周りにいた日本人はみな「朝プロフ」と呼んでいた。 ウズベキスタンのタシケントでは、結婚式の朝、男たちは早朝から動き出す。そう、朝プロフに行くためだ。たいていは朝7時頃から始まるそうだが、夏期の日の出が早い時期だと、6時に始まることもあるらしい。とにかく朝早いのだ。朝プロフと呼ぶに納得の早さだ。車など持っていない自分にとっては会場に行くだけでもなかなか容易ではな

The Best of Uzbek osh??

週刊プロフに記事を書きませんか? ん?週刊プロフ?? まさか、そんなものが存在していて、そしてそんな話が私のところにやってくるなんて。 中央アジア、とりわけウズベキスタンを愛してやまない私は、何も考えずその話に飛びついた。 さて、プロフの話の前に私と中央アジアのなれそめを手短に。 以前、私は日本語教師として2年間、ウズベキスタンはタシケントに住んでいた。 そこで、彼らの文化、人柄、生活スタイルに魅せられすっかりファンになってしまった。 日本語教師であり、ワインソムリエでも