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最近/過去 聞いたゲーム音楽の中で印象に残っている曲たち

こんにちは、鳥天です。
ゲーム大好き少年です、
音楽も大好き少年です、
なのでゲーム音楽大好き少年です。

早速本題に入ります。

01.深淵の朔望 - 3DS/モンスターハンター3(tri)G

モンスターハンター3Gより、ラスボス格ナバルデウスの戦闘BGM。ナバルデウスには戦闘形態が2つあり、「深淵の朔望」「月震」とそれぞれの形態にBGMを1つずつ持つ。「月震」の方が有名かつ人気だが、「深淵の朔望」はまた違う感動があるし、自分としてはこちらの方が気に入っている。

ナバルデウスは体長50mの非常に巨大な水棲生物だ。自身が持つ角が成長し、その角のうっとおしさを良いことに遺跡に怒りをぶつけたところ、大きな地震が発生し、農村を壊滅状態にした。
ここからも分かるだろうが、己の気分次第で村1つ潰せるような、いわば神にも等しい存在で、伝説として語り継がれまさか存在するとは思われていなかった。

それを踏まえると「深淵の朔望」からは海の自然への「畏れ」を感じつつも、神秘的かつ悠々としたイメージや、ナバルデウスそのものの偉大さに立ちすくむような感覚があって、自分もその場で伝説を見たかのような気分にさせてくれた。

02.Your Best Nightmare ~ Finale - PC/UNDERTALE

アンダーテールより、フラウィー戦のBGM。

「Your Best Nightmare」からは強大な力に対する絶望感、「Finale」からは各々の想いが1つになり「まだ戦える」「諦めたくない」というような希望を感じる。

この流れは本当に魂が奮い立つ。キャラクターを操作している自分まで「負けたくない」というケツイでみなぎらせてくれる。

両曲ともブレイクコアを意識したようなアーメンブレイクが常に打ち鳴らされており、ゲーム音楽としてもこのようなケースは珍しく、ブレイクコアをしている身として、音楽性の面も興味深い。

03.Super Star Shooter - 3DS/太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険

太鼓の達人の隠れた名曲。表拍なのか裏拍なのか分からなくなる独特なリズムのフロー、透き通ったボーカルと疾走感ある歌詞、浮遊感のあるコード運び。全てが清々しく、まるで空を飛んでいるような気持ちよさがある。

何度もプレイしたせいで、この曲だけスコアがすこぶる良い、叩いてて気持ちがいい。

04.Mechanized Memories - in the end -  - PS5/ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

超高難易度で知られるアーマードコアシリーズより。アレンジのアレンジ曲で、実質Flip。

友人の家でプレイされている様子を見たがロボットが機敏に動くことしか分からず理解に苦しんだ。つまりプレイしたことが無い。

やはり最も最初に目が行くのは「Oh I’m scary」というパンチライン。お前が「恐怖」だったのか!そして追い討ちをかける反則のようなギターリフ。闘争本能が奮い立ち、明日も労働と戦おうと思いました。

05.Day Seven ~ The Bird - iOS/The White Door

人気パズルアドベンチャー、Rusty Lakeシリーズのスピンオフ的な立ち位置の作品。恋人を失った男が、立ち直っていく物語。

ゲームはまるで1週間を過ごすような形で進み、1日目、2日目と、最終的に7日目を過ごすことでクリアとなる。その最中に、主人公の男の回想なども挟まるが、これが何とも切なくて、そしてどこか暖かい。

「Day Seven」は文字通り最終日にて流れるBGMであり「The Bird」はエンディングに流れる。

初めて7日目をプレイした時の「最愛の人を失い、空っぽになってただただ虚しかった心に、少しずつ彩りが戻っていく」感覚は、2度と味わえないとも、何度でも味わいに行きたくなるような。聴いているだけで「人生いいことは続かないけれども、いつか大丈夫になる日が来るよ」と優しく包み込んでくれるような、不思議な力がある。俺は本当に涙をこぼしそうになった。そんな2曲です。

少しパズルに頭を使うけど、ぜひゲームにも興味を持って欲しい。心が豊かになると思います。

06.Credits EX - PC/BMS

音ゲーコンポーザー、Frums(敬称略)を代表する作品。BMSイベント「BOFU2015」にて当時15歳、初登場ながら高いスコアを叩き出し一躍有名となった楽曲のロングバージョン。俺の音楽活動に大きな影響を与えている。

ほんとうに、これを書いた当初は15歳だったのだろうか???にしてもやっていることが渋すぎるのだ。

特徴的なボーカルカットアップはこの時点から健在で、リズムも非常に鋭い。ピアノのフレーズはまるでドビュッシーでも聴いてるかのような……。かと思えば手数の多いドラムが打ち鳴らされて、そして3:07から、俺は息をのんだ。この3:07から始まるなんとも言えない哀愁は、何度聞いても俺の心に訴えてかけてくる。俺はこの曲を音ゲー音楽だとはとても思えなかった。音ゲー史もといテクノ史にその名を残してもおかしくない名曲だと思う。

07.Rotterdam Nation - Remix - PSP/RIDGE RACERS

一転して頭のわるい曲!(笑)
ボーカルのカットアップがなんともクセになる。

ここまで909チックでオールドスクールで、圧倒的表ノリで、良質なロッテルダムテクノが聞けるのは、ここぐらいしかないんだから!日本のゲームミュージックにおいてこのような代物があることは贅沢なんだよ!

頭わるいテクノ改めて最高って思わせてくれた!

08.Polaroid - PS/ビブリボン

当時ポリゴンによる3D表現が流行っていた最中、あえて線だけで作られたリズムゲーム。この時点で世界観が独特なのが分かると思う。

川のほとりを歩いているだけだ、詩としては。でも、その本当に何事もないような日常を描いてるのがよくて。BPMもグニャグニャで気まぐれというか、楽曲は進むにつれて速くなる。ルンルンと大股で歩いていたのが、だんだん楽しくなってスキップし出してしまうかのような。なんかこっちまで楽しくなってくるし、好奇心に満ち溢れてくる。子供に戻ったみたいなんすよね、分かるかな。

09.Chinatown Wars (Remix) - DS/Grand Theft Auto Chinatown Wars

グラセフシリーズ唯一のDS作品。エンディングのスタッフクレジットで流れるが、今は亡きMF Doom、そしてGHOSTFACE KILLAHというヒップホップのレジェンドが携わるというロックスターならではの贅沢はさることながら、問答無用で、「はい、カッコいいー」って感じです。黒幕を倒した後に聞くこれは本当に最高です、最高。雄叫びを上げてしまいます。

ちなみにこのジャケットの女性、ゲーム内序盤でこれから明らかに頼りになってくれそうなのに、早速死んでしまいます。1番最初の死人。

10.コスモダンス - GBA/リズム天国

リズム天国より、スペースダンスというゲームのマイナーチェンジ。スペースダンスはイーブンだが、コスモダンスは一転してスウィングする。

ジャズというだけで満点なのだが、もうなんというか、このゲームやってて楽しかった。スウィングのリズムに身を委ね、踊りながらボタンを叩くのがただただ楽しかった。ブロードウェイでも歩いているかのような気分でボタンを叩くのがただただ楽しかった。ただただ、楽しかった……。


まとめ

いかがでしたか?皆さんもゲームしてる時に、音楽に心を動かされたことはありませんか?邦楽に心動かされるのも良いけど、やっぱりゲーム音楽でしか味わえない興奮もあると思うんです。だからゲームをやろうってハナシ。

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