地元が青く見える

私は現在兵庫県に住んでいる。今年の3月で兵庫に引っ越して5年になる。元々は、3歳から12歳まで千葉に住んでいた。
千葉での暮らしは、何不自由ない暮らしだった。だが、刺激が足りなかった。友達もいるし、好きなロッテの試合も自転車に乗れば15分で球場に行って見ることができる。とても良い環境だったが、私は飽きてしまった。そんなとき、父が転勤になり兵庫に引っ越すことになった。私はついて行くかどうか父に聞かれ、迷わずついて行った。
私はお笑いが好きなので、お笑いの本場関西に住めば面白い体験ができると思った。

しかし、関西での暮らしは思ったよりも楽しくない。お笑いの本場関西といえど、面白い人はほとんどおらず、千葉とあまり変わらない刺激のない日々を過ごすだけだ。それに、関西では大好きなロッテの試合も年に12,3試合しかなく電車で20分かかるところまで見に行かなければならない。

千葉での暮らしは何不自由なく刺激のない暮らしだったが、私にとって兵庫での暮らしはやや不自由で刺激のない暮らしという最悪な暮らしだ。
小6の私は兵庫で良い暮らしができると思っていたが、青く見えていただけだった。
なので私は今、また千葉で暮らせるように受験勉強を頑張って千葉の大学に受かりたいと思っている。

しかし、受験勉強を頑張って千葉に帰れたとしても刺激のない暮らしが続いてしまったら私はどうなってしまうのだろうか?

結局、暮らしを楽しむためには自分自身が努力しなければいけないのだ。小6までの千葉での暮らしも、今の兵庫の暮らしも努力していたとは思えない。なので、全力で暮らしを楽しもうと思う。
理想の暮らしとは、自分が全力で楽しめるものだと私は思う。

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